2017年10月15日(日)、CO2運営事務局にて初めてのアニメーションのワークショップを開催しました!
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今回のテーマはハロウィン。ハロウィンらしいモチーフを工作し、それを使ってコマ撮りアニメーションを作っていきます。
まずは講師の小川より、アニメーションとはなにか、コマ撮り(ストップモーション)とはなにかについてのレクチャーから。クレイアニメーション、人形アニメーション、ピクシレーションなど、様々なコマ撮りアニメの表現を見ていきます。
次に、フェルトや画用紙を切ったり貼ったり、ハロウィンにちなんだモチーフのマグネットを作っていきます。
型紙や資料を見ながら、何を作ろうか考え中。
マグネットができたら、次は撮影です。
今回は『ストップモーションスタジオ』というアプリケーションを使って、コマ撮りに挑戦です!
作ったキャンディのマグネットを黒板の上ですこしずつ動かして撮影。キャンディが動き出す不思議な映像になっていきます。
コマ撮りアニメの仕組みがわかったところで、今度は自分とおばけたちが共演するコマ撮りアニメを撮影していきます。
自分が出演する上で、コマ撮りの撮影では特に表情を作ってキープするのがとても大変。
ですが、参加者のお二人とも素晴らしいビックリ顔を見せてくださいました!
編集作業を待つ間、映画上映室プラネット・プラス・ワンにて、2本の短編アニメーション映画を観賞。
今から約100年前、アニメーションという表現方法が生まれて間もない頃に制作された作品の、貴重な16mmフィルムでの上映です。
CO2事務局長の富岡より、フィルムの仕組みやアニメーションの歴史を解説中。
最後に、完成作品を上映室のスクリーンで上映。
小さな画面で見るのとはまた違った印象を持ちます。
今回は入門編として、アニメーションの基本から学んでいきました。
コマ撮りはコツコツ積み重ねていかなければできない地道な表現方法ですが、その分、撮影した写真がアニメーションになったときの「動いている!」という感動は他では味わえないものだと思います。
参加者のお二人の作ったマグネットが、コマ撮りをすることで生きているように動き出す、驚きがいっぱいの楽しいワークショップになりました。
完成した作品はこちらです!
クモの足の動きや、いったんもめんの体のうねりなど、細かい動きにもこだわって撮影しています。ぜひ注目してご覧ください!