2015年9月10日

俳優ワークショップ/俳優特待生レポート③

続いて次に控えしは、月の武蔵の江戸育ち……(『白浪五人男』)

というわけで、3番手の似鳥美貴(にとりみき)です。こんにちは。
前々回の石田くんとは逆に、関東生まれの関東育ち、
都内でダンスパフォーマンスの活動を経た後、埼玉、群馬、栃木を中心に劇団で役者をやっておりました。
つい数年前に忠信利平よろしく西に流れてきた新参者ですが、
この度ご縁があって、CO2の俳優特待生に名を連ねさせて頂くことになりました。
どうぞよろしくお願い致します。

ワークショップも今回から新しい作品に取りかかりました。
『ジョーという名の男』(1943年/監督:ヴィクター・フレミング)です。

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前作の『暗黒街の弾痕』と同様に、まずは物語の骨子を整理し、全体の流れを把握するところからスタートします。

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富岡さん「今回はとくに軍隊の話だから、それぞれ軍人を演じるということを頭におくようにね」

さて、組み合わせ発表のあと、お昼の休憩含む30分間でセリフを入れます。
食事をしながら打ち合わせや読み合わせをするチームあり、各々で黙々とセリフを覚えるチームあり。
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このワークショップでは、相手役と合わせる前にまず自分の演技プランをしっかり練ることを薦めています。
そして、相手のイメージ(姿)を丁寧に思い浮かべながらひとりで演技をしてみる、という取り組みをします。

今回は椅子に座ったまま、相手役のセリフだけを聞きながら、上記の「イメトレ本読み」←似鳥命名、を行いました。

こうしてじっくり進めていく過程で、自分の癖や問題点に細かくアドバイスを頂けるのでとても勉強になります。

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富岡さん、ありがとう!
これからもビシビシご指導ください!!
それでは、私のレポートはこれくらいに。
長々とお付き合いありがとうございました。

あ、そうだ、いきなり歌舞伎の口上で始まった今回のレポートですが、
襲名披露公演の口上の場合、主役=一枚目の役者さんの前は年増…というか先輩格の役者さんがやるのがセオリーらしいです。

ということは、次は例のあの人かしら。ふふふ。
楽しみですね。


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