今回は、第3回CO2助成監督の横浜聡子監督からコメントを頂きました!
12/7より公開の新作『りんごのうかの少女』は、“地元ならではの視点で弘前の魅力を伝えたい!” という弘前市役所職員の提案で製作が決定した作品。青森県出身の横浜聡子監督が、オール津軽ロケ&オール津軽弁で撮り上げた “少女の思春期と壊れかけた家族のものがたり” です。
この作品は、ロンドン・レインダンス映画祭にて “Best International Short”(最優秀作品賞・短編部門)にノミネートされました。
また、12/14、12/17には、渋谷オーディトリウムで開催される学生映画祭「監督、映画は学べますか?」(12/14?12/20)にて、
第2回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞の『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』、第3回CO2助成作品の『ジャーマン+雨』が上映され、12/14は横浜監督がトークに登場します。
この機会に新作・旧作、併せてぜひご覧ください!
横浜聡子監督(第2回CO2助成作品『ジャーマン+雨』)
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1)CO2の思い出
助成作品『ジャーマン+雨』の撮影前に、西成のとある宿に一人宿泊して
脚本直しをしていましたが、宿泊先の牢獄のような部屋、
街で片方だけ売られてる靴、
街灯の下で何時間も裸足で佇んでいる顔面蒼白の女性、
目に入るもの全てにカルチャーショックを受けました。
CO2に参加する以前は、観客のことを考えて映画をつくるという発想が
微塵も無かったのですが、自主制作ならではの「絶対に面白いことやってやる」
という気概と、ある種の「商業性」のようなものと、
今後はどちらも持ち合わせてなくてはだめだということを、
富岡CO2事務局長や制作部の城内政芳君から教えられたことは大きかったです。
自分は未だにその両方とも出来ていませんが。
2)これからCO2に参加する監督やスタッフへのアドバイス
不毛な打ち合わせを夜な夜なするくらいだったら睡眠時間を取ったほうがいいかと思います。
3)告知など!
★短編作品『りんごのうかの少女』〈出演:とき(りんご娘)/永瀬正敏/工藤夕貴〉
12/7より渋谷ユーロスペースにて連日21:10?公開されます!
大阪・梅田ガーデンシネマでは、2014年1月(日にち未定)より、公開予定です。
→『りんごのうかの少女』HP
→予告編
★12/14?12/20、渋谷オーディトリウムで開催される学生映画祭
「監督、映画は学べますか?」にて、
拙作『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』、
『ジャーマン+雨』が二本立てで上映されます。(上映日 12/14、12/17)
また「影響を受けた作品」として、
アッバス・キアロスタミ監督の『友達のうちはどこ?』
の上映も12/14にございます。
是非お越し下さい!
→「監督、映画は学べますか?」HP