CO2助成監督OBの皆さんからの新着コメントは、安川有果監督です。
第8回助成作品の『Dressing UP』、11月は2つの映画祭で上映予定です。
まず最初は11月8日から10日まで和歌山県田辺市で開催される第7回田辺・弁慶映画祭。コンペティション部門で128作品の中から8本に入選しました。『Dressing UP』の上映予定は11月9日です。
もう一つは11月23日から12月1日に多摩市で開催される第23回TAMA CINEMA FORUMの第14回TAMA NEW WAVEコンペティション部門。で130作品の中から5作品にノミネートされました。『Dressing UP』は11月30日上映予定です。
和歌山近郊と東京近郊の皆さま、ぜひご鑑賞と応援をお願いいたします!
安川有果監督(第8回CO2助成監督『Dressing UP』)
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1)CO2の思い出
専門学校で映像を勉強していた頃、クラスメイトの女の子が映画祭をしようと言い出して、URACIO(ウラシオ=裏CO2)というバー兼上映スペースで小さい映画祭を行ったのですが、そこでCO2のことを知りました。確かその知った年に横浜聡子監督の『ジャーマン+雨』が話題になっていたり、勢いのある映画祭だという印象がありました。
それから何度か企画制作部門にチャレンジしたのですが全く引っかからずで。ただその間にも脚本協力だったり助監督といった形でCO2には関わらせて頂いてました。
第7回で最終まで残ったので、次駄目だったら諦めようと思って応募した第8回で念願叶って撮らせて頂けることになり、とても嬉しかったことを覚えています。
ただ、出した企画がスケールが大きすぎる物語で、製作規模と自分がやりたいこととの折り合いをつけるのが大変でした。
2)これからCO2に参加する監督やスタッフへのアドバイス
短期間で撮影から仕上げまでを行うとはいえ、ずっと同じ作品のことばかり考えていると、飽きそうになったり、あきらめてしまいそうになる場面があるかも知れません。
監督によってその方法は変わってくると思いますが、一人で抱え込まずに、スタッフやキャストや外部の人ともどんどん意見を交わし合って新鮮な空気を取り入れ、作品への熱を最後まで持続させることが大事だと思います。
3)告知など!
CO2で作った『Dressing UP』が田辺・弁慶映画祭に入選しまして、今月9日に上映される予定です。鑑賞無料とのことですので、まだご覧頂けていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ足をお運び頂けると嬉しいです。主演の祷キララちゃんも駆けつけてくれる予定です。
⇒第7回田辺・弁慶映画祭
その次に、TAMA CINEMA FORUMのTAMA NEW WAVEコンペティション部門にノミネートされまして、こちらは今月30日に上映があります。女優の片岡礼子さんとプロデューサーの宇田充さんとのトークイベントにも他の入選監督とともに出席します。関東近郊にお住まいの皆様、ぜひ遊びにいらしてください。
⇒第14回TAMA NEW WAVE
その後は、今年から来年にかけて、長編1本とオムニバス映画の一編を監督することが決まっています。来年には公開になるかと思いますので、見て頂けると嬉しいです。
また、今年の助成監督の一人に、『Dressing UP』を制作部として支えてくれた草野なつかさんが選ばれております。皆さま、応援よろしくお願いします!