2012年10月31日

映画技術講座「デジタル機材講座」/講師:唐津正樹

こんにちは。CO2運営事務局です。

今回は、単発ワークショップ/映画技術【デジタル機材講座】についてご案内致します。

撮影では「HD対応ビデオカメラ」から「デジタルムービー一眼」、編集ではMacintoshの「FinalCutPro」からWindowsの「Premiere」など、ここ数年でデジタル映画制作は多様化しています。 また、機種選びだけでなく撮影モードにおいても日本(NTSC)では「60i/30p/24p」ほか、ヨーロッパの一部(PAL)では「50i/25p/24p」など複数の記録方式によるフォーマットが選択できるようになりました。
この講座では、デジタル映画制作における撮影?編集?上映においての「カメラ選び、編集ソフト、上映用素材(マスター)」を中心に「どのHDフォーマットで作品制作&保存を行うのが最適か?」を紹介します。 これからHD撮影を始める方、SD撮影からHD撮影への移行を考えておられる方など、幅広い選択肢の中から最適なワークフローを提案いたします。当日は実際に試用していただけるPanasonic製HDビデオカメラをご用意します。

■講座内容
撮影
●SDとHDの画面サイズ(解像度)について
●撮影モード(60i/30p/24p)について
●インタレース、プログレッシブの違い
●記録コーデック(Intra/Mpeg2/Mpeg4)の概念
●HDビデオカメラの紹介
編集
●各種編集ソフト紹介
●撮影、編集素材の管理について

コメント/HDでの映画制作は、SD(miniDV/DV-CAM)時代に比べ撮影モードや記録フォーマットも様々で、手順を間違えると本来のクウォリティでの上映が困難になってきているともいえます。そこで改めてHD映画制作の基本を知っていただくことで、撮影?上映までの流れを摑んでいただければと思います。実際にHDで映画制作に必要な基礎知識や、完パケまでのワークフローなども紹介します。そのほか、実際にカメラを触っていただく時間や、編集の時の素材の扱い、自作のハードディスクの作成など、ちょっとした低コスト制作のウラ技などもお教えできればと思っています。時間いっぱいまでしゃべり続けると思うので”赤ペン”持参でメモを取りながら聞いてもらえるといいかもです。

お申し込みはこちらから。

■日時
11月11日(日)18:00〜21:00

■場所
CO2運営事務局(梅田・中崎町)

■受講料金
1500円

■講師
唐津正樹(CO2助成監督/kyotoDU)


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