2月23日から27日まで開催されたゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012。
オフシアターコンペ部門・総応募本数313作品の中から選出された12本に、CO2の助成作品や助成監督の新作が入選し上映されました。 |
?『どんずまり便器』(第6回CO2助成作品)小栗はるひ監督
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小栗はるひ監督と主演の菜葉菜さん
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――『どんずまり便器』、4/14からユーロスペースで公開決定とのことですが、CO2の上映展から時間がかかりましたね |
元々編集を少し削った方がいいなと思っていて、CO2で上映回数があまりなかったので、いろんな人に観てほしいなと思っていました。菜葉菜さんの事務所社長の浅野さんがユーロスペースの支配人に声を掛けてくださって、今回上映が決まりました。
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――3年前になりますが、CO2に参加していかがでしたか |
脚本は最初一人で書いていたんですけど、男の人の意見も入れようと脚本に参加していただきました。よく“私色だ”って言われるけど、私だけの映画でもないと思うんです。撮影は東京と大阪だったので大変な部分もありましたが、大阪では合宿体制で撮れたのがよかったです。寒さが大変でしたけどね。5人の作品がある中で“どれだけ目立ってやろう”、“浮いてやろう”といういう気持ちで撮りました。CO2だから、鈴木則文さんが審査員だったからこそ、ああいう映画になったと思います。鈴木さんが、「突っ込みどころもあるし足りないところもあるけど好きだよ」と言ってくださって嬉しかったですね!
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――ゆうばり映画祭で作品の反応はいかがでしたか |
賛否両論ですね。ゆうばりではやってないんですけど、他で質疑応答をやった時に、いいというお客さんは、女性と40?60代のおじさんがメインで(笑)若い男性には嫌われますね。「共感できない」って言われたので、4月の公開でどんな意見が出るかなっていうのが…。めちゃくちゃ怖いし不安でイヤですけど、楽しみでもありますね(笑) |
ゆうばり映画祭のストーブパーティーにて。
左:3/10シアターNにて公開『へんげ』大畑創監督。
中央:6/30テアトル新宿にて公開『くそガキの告白』鈴木太一監督 |
――ゆうばり映画祭に参加していかがでしたか |
今回色々な作品を観て、自分でも作りたいと言う意欲が沸きました。CO2以降、細かい撮影はありましたが長いものは撮っていないので、今年あたり暖かくなったら撮りたいですね!
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