2020年8月11日

「教えて!韓国クリエーターの制作現場」レポート

花開くコリア・アニメーション2020+アジア 大阪会場 ゲストトーク

ゲストトーク実施紹介ページはこちら

はじめに
「インディ・アニフェスト2019」にて観客賞を受賞した 『愛は夢と現実の交差路で』のチェ・ヒスン監督と、インディ・アニフェスト/花コリのポスターデザインをはじめ、さまざまな媒体で活動するアーティストのイ・ジナさんをゲストに招き、メイキング資料や作品を見ながら、お二人の制作環境について解説していただきます。
今年は新型コロナウイルス感染症が世界的に拡散しており、ゲストが来日できなくなったことから、韓国ゲストのトークはSkype画面を通して実施しました。
接続先は韓国・ソウルにある韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)の事務局です。

開催日:2020年4月4日(土)
ゲスト:チェ・ヒスン(『愛は夢と現実の交差路で』監督)
    イ・ジナ(インディ・アニフェスト/花コリ ポスターデザイン)
通訳:田中恵美(韓国語→日本語)
    チェ・ユジン(韓国インディペンデントアニメーション協会 事務局長)(日本語→韓国語)
司会・レポート:小川泉(CO2運営事務局・花コリ大阪会場スタッフ)
会場:大阪・中崎町 プラネット・プラス・ワン

写真 左:イ・ジナさん 右:チェ・ヒスンさん 右上の丸枠内:田中恵美さん(通訳) 右下:小川泉(司会)
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INDEX
(1) チェ・ヒスンさんの制作現場
(2) イ・ジナさんの制作現場
(3) 参加者の皆様から質問


(1) チェ・ヒスンさんの制作現場

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(司会)最初にチェ・ヒスンさんのプロフィールを簡単にご説明します。

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さきほど上映した『愛は夢と現実の交差路で』が卒業制作です。インディ・アニフェスト2019で観客賞を受賞しました。
そして、つい昨日判明した事なんですが、これまで13年間、インディ・アニフェストのメインビジュアルは冒頭で登場されたイ・ジナさんが担当されていたのですが、今年からクリエーターが毎年替わることになり、今年のビジュアルはチェ・ヒスンさんが描かれることに決まったそうです。

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こちらが、今年のインディ・アニフェスト作品募集のDMの画像です。
真ん中の女の子、『愛は夢と現実の交差路で』に登場した女の子と似てますが、同一人物ですか?

ヒスン
その通りです。同一人物です。

『愛は夢と現実の交差路で』は卒業制作とのことですが、どういうきっかけで、この作品を卒業制作として作ることに決められたのでしょうか。

ヒスン
卒業制作の企画を考えていたのは、私の気持ちがとても落ち込んでいる時でした。誰もが一度は、自分はとても無力だと感じることがあると思いますが、まさにそういう時でした。
そこで、何をしていても幸せならそれでいいと、自分自身を励まして癒やしてあげられるような作品を作りたいと思い、この作品を企画しました。

弘益大学校絵画科と、韓国芸術総合学校アニメーション科専門士課程で、合計8年間専門的な勉強をされていたそうですが、それぞれどんな学校でしたか? また、どのようなことを学ばれましたか?

ヒスン
まず、8年も学校に通っていたことは、ちょっと恥ずかしいと思っています……。
二つの学校はそれぞれ雰囲気が違いましたが、どちらも非常に自由な環境で学べる学校でした。
あまりにも自由なので、ちょっとこう、道を外れ気味の友人がいたりもしました(笑)。
どちらも非常に実力のある学生がたくさんいて、お互いに学び合うところが多かったと思います。

弘益大学校では、主に油絵を専攻して制作していました。制作自体もそうですが、作品を見ること、また作品を作る過程を見る、という観点に関して、多くのことを学べたと思います。韓国芸術総合学校では、アニメーションを作る技術と、「映像としての絵」というのはどのように表現されるのかを学びました。
大学で勉強した内容と韓国芸術総合学校で専攻したことを比較すると、それぞれ短距離と長距離に例えられると思います。韓国芸術総合学校で学んだことは、誠実さ、忍耐、それから不屈の意志、だったと思います(笑)。

学生時代の絵を見たい!とリクエストしたところ、写真を送っていただきました。
これは絵画を勉強されてた時の作品ですよね。

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ヒスン
はい、ドローイングと油絵です。
色のある作品は二つとも油絵です。

この『movement01』の左側に描かれたお顔が、『愛は夢と現実の交差路で』のキャラクターに似ているように感じますね。普段の画風は、どちらかと言うと、この絵画のほうに近いのでしょうか。

ヒスン
そうですね。かなり前の絵なんですが、今回のアニメーションとの接点というと、主人公の女の子の顔が共通しているところかなと思います。
アニメーションに登場する男の子たちは、ちょっと練習して描いたスタイルです。

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では、普段どういう制作環境で作業していらっしゃるかをお聞きしていきます。
ヒスンさんは現在アニメーションの会社で働かれていると伺ったのですが、これはその会社の写真ですか?

ヒスン
いえ、違います。こちらは私の自宅の、個人の作業をする場所です。
右側のテーブルでは主に手を使う作業をして、左側のテーブルでデジタルに関する作業をしています。

右側のテーブルには絵の具が見えますね。
学生の時もこういう環境で作っていらっしゃったんですか?

ヒスン
そうです。今回上映された作品は全部この部屋で作りました。

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制作資料をたくさんお送りいただいたので、それを見ていきたいと思います。
これはどういう行程で描かれたんですか?

ヒスン
こちらは、私の家のそばの川の写真を撮ってそれを描いたものなんですが、連続の写真でお見せしているのは合成のプロセスです。写真を写すだけではなかなかその風景にならないので、複数の写真を合成して一つの風景を作っています。合成した写真を元にして、絵を描いています。

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ヒスン
こちらは、それぞれのパーツごとに完成された絵を合成しているプロセスです。
絵を描く前に写真を合成して、そこから線画を起こして色を塗るというプロセスの方は、今回お見せできないんですが、今お見せしているのは、パーツごとに描いた絵を構成しているプロセスとして見てください。

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手描きの絵は、絵の具で塗っているんですか?

ヒスン
アクリル絵の具で着彩していて、細かいところはデジタルを使うこともあります。

この、光が差している表現はデジタルでされてるんでしょうか。

ヒスン
その通りです。

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キャラクターが出てきましたね。
男の子たちはいわゆる2Dアニメーションっぽい描き方で、女の子は色鉛筆のようなザザザザっとした線で描かれている感じで、タッチが違うように感じたのですが、どのように違いをつけられたのですか?

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ヒスン
男の子のキャラクターは全部デジタル上で作画をして、女の子のキャラクターは全部(アナログの)手作業で作画をして描き分けました。
男の子のキャラクターの方は、線画から着彩まで全部デジタル上で描いています。

作画は監督自身がされているとのことですが、編集などの仕上げも全般的にご自身でされているんですか?

ヒスン
そうです。私がやっています。

ソフトウェアは何を使用されていますか?

ヒスン
使っているのは、TVPaint(2Dアニメーション制作用ソフト)、After Effects(視覚効果など映像演出ソフト)、Premiere(映像編集ソフト)です。

それでは、最後の質問です。
普段ヒスンさんは、どんなものに刺激を受けて制作されていますか?

ヒスン
主に音楽にインスピレーションを受けています。あとは漫画本やアニメーション、それからいま韓国で流行っているウェブトゥーン(デジタル漫画)、そして映画。
ゴロゴロしながらいろいろ見てエネルギーを充電するんですが、インスピレーションを受けてもメモをするだけで、本当に私の制作の原動力となっているのは「締め切り」です(笑)。

なるほど(笑)。締め切り大事ですよね。締め切りがないとやれない気持ちはすごく分かります。
今年のインディ・アニフェストのDMのイラストを手がけられていましたが、今はイラストレーターとしても活動されてるんでしょうか?

ヒスン
いえ、イラストレーターとしては活動していませんが、大変ありがたいことにインディ・アニフェストから依頼を頂いてやることになりました。がんばります。一生懸命がんばります!

ありがとうございました!チェ・ヒスンさんでした。


(2) イ・ジナさんの制作現場

※イ・ジナさんは日本語が堪能で、部分的に日本語で回答してくださいました。
ここでは通訳とイ・ジナさんの日本語での回答は区別せずに表記します。
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それでは、イ・ジナさんのインタビューに移ります。プロフィールを簡単にご説明します。

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映画祭のポスターデザインをきっかけとして、本の挿絵や表紙絵のお仕事もたくさんしていらっしゃいます。
インディ・アニフェスト、花コリのメインビジュアルといえばイ・ジナさんのイラスト!とパッと見てわかる、とてもインパクトがある特徴的な絵を描いていらっしゃる方です。

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こちらが歴代のインディ・アニフェストのポスターです。
インディ・アニフェストと花コリは、全上映プログラムの頭に同じ鑑賞マナー告知のアニメーションがついているのですが、あれは2015年(左下)のキャラクターですよね。

ジナ
あのマナー動画は、私はキャラクターの提供だけをして、インディ・アニフェストにゆかりのある監督さんがアニメーションにしてくれました。すごくよく、上手に作っていただけたなと思っています。

1プログラムごとに見るので、すごく印象に残りますよね。

ジナ
私も好きなんです。

ポスターは、毎年色づかいやキャラクターが結構変わっていますが、毎年どのようイメージにして作られるんですか?

ジナ
インディ・アニフェストは毎年実行委員会からスローガンをいただいてそれを元に考えるのですが、そのスローガンが結構突拍子も無くて、いつも「えっ」て思うんです(笑)。
ただ、それを絵にしていくことについては、ものすごく高い自由度を与えてくださるので、例えばその時期に社会で問題になっているイシューだったり、人気のあるアイテムだったり、その時々の要素を盛り込んで作るようにしています。

Indie-AniFest2019_Poster
これが2019年のインディ・アニフェスト、今年2020年の花コリのメインビジュアルですが、これはどういうイメージで作られたんでしょうか。

ジナ
インディ・アニフェストのデザインをする場合、アニメーション映画祭なので、動的な、動きのある要素なり描き方を心がけていたのですが、今回は割と静かな、落ち着いた感じのイメージにしました。
今回のポスターのテーマが「봄(ポム)」というハングルで、「春」という意味です。
この「봄(ポム)」には、同音異義語で「見る」という意味があるのと、何かのお世話をしたり助けたり見守ったりするという意味もあります(※注:日本語の「面倒を見る」と同じ)。
なので、この世界は自分一人だけが暮らしているのではなくて、他の人とともに手を取り合って生きる世界であるという温かな内容を、ビジュアルから伝えたいと思いました。

森の動物たちや海や都会、たくさんの風景が描かれているのは、そういう意味があるのですね。

(※補足:この年のポスターになっているスローガンは、15回目ということで十五夜を意味する「보름」を一文字にしたものでもあるそうです。いろんな意味が含まれている様子。)

ジナ
(ポスターの人物を指さしながら)これ、私です!
毎年のポスターに私が入っています。私が飼ってた猫もいます。

えー!そうなんですか?
ジナさんと、ジナさんの猫がいらっしゃるんですか?

ジナ
はい、これです。

皆さま、ご存知でしたか? あとで全部探してみます(笑)!
では、イ・ジナさんがいつもどのような制作環境で作られているのか、たくさんお送りいただいた写真をお見せします。これはご自宅ですか?

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ジナ
はい。リビングです。

この写真の手前側にキッチンなどがあるんですか?

ジナ
そうそうそう。
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ジナ
これ、ちょっと演出入ってます(笑)。

そうなんですか(笑)。
これが作業机ですね。ライトテーブルの上で、手描きで描かれてるんですね?

ジナ
はい。

線画は手描きで、着色はパソコンでするのですか?

ジナ
はい、そうです。アナログとデジタル、一緒にやってます!

机の上に猫ちゃんとか、すごくいっぱいいるのが気になります。
「魔女の宅急便」のジジも。トラとかもいるんですね。

ジナ
好きです。動物大好き。

ちょっと気になったんですが、机の左側に「ALPHA」っていう色のたくさんあるペンが並んでいますよね。
日本ではイラストレーターの方って「コピック」というカラーマーカーをよく使われているんですけど、韓国にはそれとよく似た感じのものがあるんですね。
(※注:「Alpha Brush Marker」 韓国製のアルコールマーカーペン。国によってはコピックよりAlphaのほうが安く手に入るところもあるようです。 Amazonでの商品ページ→

ジナ
私は日本の筆ペンをよく使ったりしています。

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着ている猫のTシャツもジナさんの絵ですね?

ジナ
はい。これは「インディドキュメンタリーフェスティバル」という映画祭の記念品として作られたものです。
ちなみにこの作業の写真も、ちょっと演出入ってます。視線とか。

場内(笑)

ありがとうございます(笑)。演出していただいて。

ジナ
がんばってました。

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これが本棚の側。たくさんものが並んでてかわいいです。ご自身の絵もたくさん飾られてるんですね。
草間彌生の絵もありますね。

ジナ
草間彌生! 好きです。韓国での展覧会も行きました。韓国でも結構メジャーです。

すごく賑やかな環境で制作されているんですね。
イ・ジナさんは、本の表紙や挿絵のお仕事もされていて、手がけた本の表紙を集めてみました。これが全部ではありませんが、たくさんありますね。

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ジナ
わお!こんなに一目で見られるようにしてもらったの、自分でも見たの初めて。ありがとうございます。

よかったです!ネットで集めました(笑)。
このようにたくさん手がけられているイ・ジナさんですが、つい先日、イ・ジナさん自身の本を出版されました。ご自身と猫ちゃんのアクティビティ・ブックです。何というタイトルの本ですか?

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ジナ
「グルングルングルン(그릉 그릉 그릉)」というタイトルです。
日本では猫が喉を鳴らす音を「ゴロゴロゴロ」というと思うんですが、韓国では「グルングルングルン」っていうんです。あと、ハングルで「グルン(그릉)」って書いた時の形が、猫の尻尾がくるんってなってるみたいで、字にした時の形もすごいかわいいなと思って、「グルングルングルン」という名前にしました。
我ながらいいタイトルだと思っています。

この本は、今年2020年の2月に出されたばっかりなんですね。

ジナ
そう、出たばっかりの新刊なので、今どんどん売っていかなきゃいけない時期なんですけど、いま景気が非常に悪いので、なかなか思うようにはできない状況です。

そうですよね。
今回の大阪会場でも販売できたらいいなと思っていたのですが、いまコロナの影響で韓国からの輸入が全然できなくて(※注:飛行機減便のため)、1ヶ月前に韓国から発送しても日本にいつ届くかわからないような状況みたいですね。
3週間前に韓国から送った花コリの物販は、今日関東に着いたようで、大阪会場にはギリギリ間に合わなかったんです。

ジナ
残念です。
実はこの本は、日本と台湾の海外出版のライセンスの話を進めていまして、日本でも出版されるかもしれません。

そうなんですか! それは、すごく楽しみにしてます。

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これが最初のページですかね。
真ん中にいらっしゃるのがジナさん自身ですよね。で、周りの3匹の猫さんたちが飼い猫ですか?

ジナ
はい、そうです。

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このアクティビティ・ブック「グルングルングルン」の中には、漫画、間違い探し、迷路などなど、遊べるイラストがたくさん集まっています。とても賑やかですね! その中の一部を紹介させていただきます。

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例えば、これを見ていただきたいんですが、
この左上の茶色の猫ちゃん、酔っぱらったマンゴちゃんを見つけてください、と書いてあります。
みなさんどこにいるでしょう?見つかりますか?

ジナ
これは自分でもすごく気に入ってるんですけど、渾身の力を込めて描きました。

すごい量の猫ちゃんですね!
この本は、最初に問題ページがあって最後に回答ページがある構成ですか?

ジナ
そうそうそう。

この本、実物の大きさはどのくらいですか?

ジナ
A4サイズで見開きみたいな。ちょっとデカイですよ。

(※他にもたくさんのページを見ながら、会場のみなさまと一緒に楽しみました。他のページは実際の本をお楽しみに!)

これ実際に手元で見ながらやりたいですよね。
延期後の大阪会場で販売できることを願って、楽しみにしています!

ジナ
ぜひ! 所蔵していただけるだけの価値がありますので、(日本語で)よろしくお願いします!

ありがとうございます!
では最後の質問で、イ・ジナさんは普段どんなものに刺激を受けて制作されているんでしょうか。

ジナ
私はすごいインドア派で、ここ4、5年はほぼ表に出ないんですが、でも文明というものがありますので、例えばYouTubeでいろんな映像を見るとか、絵本を読むとか。家の中で得られるさまざまな文明の恩恵を受けて、インスピレーションをそこからもらっています。
例えばお花も、外に出て見るより買ってきて家の中で眺めたりとか、そういう形で、家でできる最大限の視聴覚の刺激を受けています。

ありがとうございました。イ・ジナさんでした。

(※イ・ジナさんの制作環境については、花コリブログにKIAFAによるスタジオ訪問[2010年]の記事もあります。こちら→


(3) 参加者の皆様から質問

●チェ・ヒスン監督へ
楽しく拝見しました。
女の子と男の子のキャラクターのテイストを変えて作ることにしたのは、どんな理由があったのですか?

ヒスン
私の感情を声で表現することのできるキャラクターとして、彼女のようなテイストの女性の主人公にしました。もし女性の主人公が今とは違うデザインであったら、彼女の魅力があまり出なかったんじゃないかと思います。

●チェ・ヒスン監督へ
二人の男の子それぞれの仕草、モーションが大変自然で感心したんですが、どなたかが演じた姿を元にして、アニメーションを作られたのですか?

ヒスン
モデルは実は私なんです(笑)。
(実際に前髪をかき上げる仕草をやってくれました)

司会
自分で演じてみて、それを元にアニメーションにしたということですか?

ヒスン
その通りです。男の子たちの制服の演技のイメージをより再現しようと思って、実際にワイシャツとズボンを履いて演技をしていました。

(客席から感嘆の声)

司会
そうなんですか! それを実写で記録用に撮影しておいたんですか? それとも鏡で見ながら研究したのですか?

ヒスン
実際に演じてみて、それを何回か撮影してみて、その映像を見ながら描いていきました。

●イ・ジナさんへ
長い間、インディ・アニフェストのポスターデザインお疲れ様でした。
2019年で卒業だったそうで、これまでの感想や想いを聞かせてください。

ジナ
13年というかなり長い間インディ・アニフェストを担当してきて、「インディドキュメンタリーフェスティバル」ももう20年近く担当しているので、自分としても新しいものが必要じゃないかなと思っていて、実際自分のアイデアもかなり枯渇状態に来ていまして(笑)。ここはやっぱり新しい血が必要じゃないかという話をして、その中で卒業と決まりました。
今までのことは本当に感謝していますし、新しいビジュアルがどうなっていくかもすごく楽しみです。

司会
イ・ジナさん、長い間お疲れ様でした。

(客席から拍手)

司会
皆様拍手してくださっています。
それでは、ゲストトーク「教えて!韓国クリエーターの制作現場」、これにて終了いたします。
イ・ジナさんとチェ・ヒスン監督でした。ありがとうございました!


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