似鳥さんからバトンを受け取りました
辻伊吹です。
今回の助成作品の俳優特待生枠で主演に起用していただきました。
これから三間監督と素晴らしい作品が出来るように努力いたしますので、よろしくお願いいたします。
それはさておき
ワークショップです。
CO2の俳優ワークショップはこれまでに俳優特待生の中田さんや石田さん、似鳥さんがお話ししてくださったように
1930~1950年代辺りの洋画(あまり洋画という言葉好きではないですが)を題材に行っています。
これは相手や自分を頭の中で想像し、かつセリフに集中して固めていくという訓練です。
これはなかなか難しいものもありますが、相手も自分も想像するというのは役者の基本ですので必須ですよね。
まぁ私の様な若輩者が役者を語るなんて恐れ多いので次に行きます。
この日のワークショップは
今までのワークショップに加えて
「映画列車〜1分映画を作ろう〜」
という月に一度、第二土曜日に行われるワークショップでした。
映画列車は、1分間のサイレント映画を監督をしたい方に参加いただき、それを俳優ワークショップ参加者が演じるというものです。
監督(一番手前の方です)が撮りたい企画をみんなに発表し
富岡事務局長をまじえて足りない部分を補っていったり
様々な意見を交換します。
個人的に役者は役者だけの視点で台本を読むのは良くないと思っておりまして
監督としての視点も養える映画列車はなかなか興味深いと感じておりま、、、
あ、また若輩者が語ってしまいましたね。
すみません。
この日の設定は
韓国語教室
です。
韓国語教室に来ているやる気のある人(前列)
そしてやる気がない人(後列)
の勘違いがこの教室の中で生まれていく
という物語です。
ざっくりですがそんな感じです。
ここで役者が問われるのは
どれだけバックグラウンドを作れるか
それをどれだけ表現できるか
サイレントでそれをきちんと伝えられるか
などです。
サイレントだからとついついオーバーにやってしまったりもしますが
決してオーバーにすることが伝わりやすい表現というわけではありません。
細かいことの積み重ねや、自分の技術を集中させることによ、、、
あ、またしても若輩(ry
そんなわけで今回は二組に分かれて
この映画列車を行いました。
同じ設定でも全然違うものができるから面白いですね。
監督の考え方や作り方などを学べるのも映画列車の面白いところだと感じました。
CO2のワークショップは決して仲良しこよしのワークショップではありませんが
殺伐とした空気感でもありません。
富岡事務局長は怖い雰囲気を出しているように見えますが優しい方です。
いつもコンビニに行った時にお気に入りの店員さんはいないかなー?とキョロキョロするという男子高校生のような心をお持ちです。
そしてワークショップでは自分が今まで受けてきたワークショップとは全然違うものを学べます。
温故知新とは昔の人はよく言ったもので、ここでは過去から学び新たなものを生み出すというバイタリティーが溢れております。
どのワークショップにも合う合わないや好き嫌いがあると思いますが、役者を志す関西の方は是非一度いらしてみてはいかがでしょうか?
新たな視点を手に入れられることは間違いありません。
そんなわけで辻のブログはここら辺で終わりです。
お次は誰ですかね。ふふふ