2015年9月5日

俳優ワークショップ/俳優特待生レポート①

みなさん、初めまして、石田清志郎(いしだきよしろう)です。

第12回CO2俳優特待生に選出していただきました。

両親が忌野清志郎さんの大ファンです。
いらない情報失礼いたしました。

今は東京で役者活動をしておりますが、元々生まれも育ちも関西で、慣れ親しんだ土地で、演技を学び映画と携われることを嬉しく思っております。

これから、CO2俳優ワークショップのレポートを俳優特待生5人が順番に書いていきますので、どうぞ、お付き合いください。

そして、少しでも興味を持った方は足を運んでください、本当に多くのこと学べて、役者としてスキルアップできますし、素敵な出逢いもたくさんあります。

俳優ワークショップは大阪のCO2事務局で毎週土曜日11時~15時の間で行われております。

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それでは、さっそく
今回のワークショップで行われたこと、分かりやすく説明したいと思います。

今回のワークショップはフリッツ・ラング監督の「暗黒街の弾痕」という映画のワンシーンを受講生で演じました。

今回は3週に渡って、同じ課題に取り組んでいるので、かなり濃密な時間になりましたし、一つの課題に多くの時間を割くことで細かい修正点までじっくり見つめることができました。
それと同時に、現場では最低ラインとして細かいところまで修正したモノを、時間がない中で作り上げなければいけないので、事前の準備と、順応性、瞬発力、発想力、いろんなモノが高いレベルで必要となることも思い知らされました。

↓↓↓ワークショップの流れ

①課題映画を鑑賞
②登場人物の人物像、人間関係などを分析
③ワンシーンを演じる
④演技をビデオ撮影し、分析をする

簡単に言うと、この流れなのですが要所要所に細かい演技指導をしていただけます。

今回のワークショップでは、演じるワンシーンを相手役抜きで1人で演じて、相手役を想像して動きや感情の流れを把握し、台詞や動き一つ一つの意味を自分にゆっくり、しっかり、落とし込んでから、最後に実際に相手役の方とそのシーンを演じるということをしました。

その後に、実際に対人との芝居を撮影して、それを分析して、課題をみつけいきます。

ここで、私個人の課題を例に挙げさせていただきます。

自分でしっかり表現したと思っていたリアクションや声の表現が映像でみるとうまく伝わっていなくて、一辺倒の芝居に見えてしまっていました。
もしかすると、同じ経験をされたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、過剰な表現よりナチュラルにやろうとし過ぎるがあまり、芝居が小さくなってしまい、表現がうまく映像では伝わっていないこと。
脚本を読む中で、粒立たせる芝居をするべき場所を正確に読み取って、ワンシーンの中で緩急をつけることが大事なのかと思います。
本当に本の読解の重要性を身を以て感じます。

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あとは、台詞の声の出し方も課題の一つです。感情が高まるところでついつい声を荒げがちですが、過剰に表現し過ぎなくても、同じ感情の大きさを心の内側で作り上げて、台詞を発すれば、声を大きくださなくても、声を大きくだしたときと同じくらいの気持ちが表現できる。それが豊かな芝居なのかなと。
それでも、声を大きくだすべきポイントもあるので、本当に芝居は難しくて、分からなくて、おもしろいなとやっていくほどに、思います。笑

更に重要なのは、本読みの段階で、このシーンではなにを一番伝えたいのか、そこを的確に読解しなければ、見ている側もなにをこのシーンで伝えたいのか、一体何のシーンなのか全く分かりません。
それを芝居を通して表現するのが役者の役割で、表情、しぐさ、声、動き、全て一つ一つに意味を持たせることも必要ですし、相手にも自分にも感情を切らせずつなげていくこと、難しいです。

このように、一つの課題に時間をかけて、さらに映像で自分の芝居を分析するので、課題が明確に浮き彫りになります(ここに書いていないもっと細かい修正点も見つかります)。
なので、自分がどこを修正していくべきなのかも明確に分かります。

更に、事務局長の富岡さんも一人一人に修正点、改善策などもしっかりと分析をして、自分には見えない角度から提示してくださるので、色々なことに気づかされて、本当に自分の為になります。

さてさて、ここで事件発生です。

いま、自分で打った文章を読み返すと、俳優ワークショップの魅力を20%以下でお送りしてしまっていることに気付きました。

文章でなにかの魅力を伝えることは難しいです、苦手です。

いや、

なにが言いたいかと言うと、とにかく自分で実際に体験することが一番だということですよね。

いま、芝居で何か悩んでいることや、つまずいてることがある人は特に参加してほしいです。

ワークショップ課題以外のことでも、事務局長の富岡さんやスタッフさんは真剣に相談に乗ってくださいますし、改善策も一緒に考えて提案してくださいます。
第11回CO2俳優特待生の馬渕さんもスタッフとして、俳優ワークショップに参加して下さっており、的確なアドバイスをくれたり、こちらからの相談にも真剣にのってくれます。

本当温かいですよね、はい。

それに、ワークショップには様々な年齢層の方が参加されていて、全員が真剣に取り組むからこそ、他の役者さんの芝居から得るモノもすごく多いです、一度騙されたと思って、参加していただきたいです。必ず得るモノもがあるはずです。

はい

下手くそな文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

後の俳優特待生の方たちは私より素晴らしいレポートを提供してくれるはずです。
ご期待を。

(プレッシャー与える、トップバッターの特権、お願いですから嫌いにならないでください)

あ、

良ければ、Twitterで出演情報なども宣伝させていただいているので、良ければお願い致します。

Twitterアカウント

zinbo_kiyoshi

よろしくお願い致します。
それでは!


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