2017年1月13日

俳優ワークショップ/第3期俳優特待生レポート⑤

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

そして、遅ればせながら皆様初めまして。俳優特待生に選んでいただきました、村上佳(むらかみ けい)です。
僕の自己紹介を簡単にですがさせていただきたく思います。
僕は現在、関西学院大学4回生で東京の芸能事務所に所属しており、そこでレッスンを始め1年少しのぺーぺーです。演技というものに初めて触れてから二年目にさしかかり、このCO2にご縁がありお世話になることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

さて2017年初の俳優ワークショップが1月7日に行われました。
今回の題材は前回同様『バーバリコースト』(監督:ハワード・ホークス)の翻案でした。

前回の俳優ワークショップレポートで俳優特待生の伊吹葵さんが同題材のワークショップの概要と1日の流れを説明してくださりましたので僕は割愛させていただきます…。

今回は本読みの前にまずある芸人さんのの漫才をみました。その後、講師である富岡さんはこの漫才は面白いが惜しいことにある要素が足りなかった、それは何だろうと僕たちに問いました。その漫才は面白かったのですがもっと面白くなるはずだという印象を僕も受けました。(そんなこと言える村上くんはさぞかし面白いのでしょうね、と言われると困りますが…)僕も大のお笑い好きとして思うことがありました。

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漫才は演技である。漫才師は演技を通して、観客を笑いに誘わなければならない。ボケとツッコミのリズムやひとつひとつの表現が入念に練られ、笑いに繋がると思います。それは俳優と同じで脚本があり、それを読み解き演じることであると思います。ボケ側が奇想天外なことを言ったとすると、その言動に対して観客が思うであろうことをツッコミ側は的確にツッコミで表現する。そうすることで観客の共感を得ることができる。ボケ側もボケを連発するだけでなく観客にそのボケをどれだけ信じ込ませることができるか。一定のルールが伴ってこそ観客はその世界に入り込んでいくことが可能であること。俳優に必要ないろんな要素が漫才を通して見えてきました。(以上、漫才に対するぺーぺーの見解です。)

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さて漫才のお話はここくらいにして今回のワークショップについて。
僕はもちろん脚本を読み、自分の中でどういった心情でどのような口調で登場人物は発言しているのか考えて挑みましたが、本読みをすると面白いことに自分の想像した役の心情はほとんどと言っていいほど真逆なものでした…。現代の私たち・社会背景を考えれば僕の想像は間違ったものではなかったでしょうが、それはただそのシーンのみを演じているに過ぎませんでした。

つまりこの脚本の時代背景をどれほど理解し、映画の中での登場人物の役割は何かということを全く理解できていませんでした。『バーバリコースト』を観た上でこの翻案に取り組んでいるのでこのシーンの意味や登場人物の役割は考えればもっと理解できたはずでした…。自分の読み込みの甘さに落胆してしまいます。

しかしワークショップでは自分に足りないものが目に見えてわかるので非常に勉強になります。失敗してこそ意味がありますよね。失敗を通して僕は役者としての技術云々の前にその自覚を学びました。有難いです。

今回のワークショップには初めて演技をするという方もいらっしゃいました!緊張や不安がいっぱいあったと思いますが富岡さんは初めての方でもそのシーンの想像をしやすくするある方法を思い付いていらっしゃいました!
初めて演技に触れる方ももちろん、俳優として長く活躍されている方もワークショップを通してきっと何かを発見できると思います。CO2では俳優ワークショップや脚本ワークショップ、映画基礎講座などさまざまなワークショップが開かれておりますので是非ご参加を!

また8ミリカメラを使用し、一日で8ミリフィルムでの撮影から現像までを行う1分映画制作ワークショップ「8ミリ映画列車」やデジタルビデオカメラで撮影を行う、小学校3年生から中学校3年生までを対象とした1分映画制作ワークショップ「こども映画列車」も予約受付中です!

次回の俳優ワークショップは1月14日(土)です。

以上、村上でした。
失礼いたします。