2013年8月22日

CO2助成監督OBの皆さんからコメントいただきました!(1)西尾孔志監督・吉田浩太監督・川原康臣監督

現在、第10回CO2の一次選考が着々と行われています。
近々新作の公開や上映を控えたCO2助成監督OBのみなさんからコメントをいただきましたので、ぜひご覧下さい!
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西尾孔志監督(第1回CO2助成監督『おちょんちゃんの愛と冒険と革命』)
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?1)CO2の思い出

1-5第1回ということもあり、現場も運営サイドも「今やってる事が新しい歴史の一歩になる」という期待感で胸を膨らませていたように思います。まだ助成金も現在の半額程度でしたが「よく出来た自主映画」「将来へのプレゼン的な習作」ではなく「世界にこれしかないオリジナルの娯楽映画」という意識を強く持っていました。撮影前に大型台風が来て河川が増水したので、倒木や流れ着いた大型ゴミなど荒れ放題の増水跡地で「飛行機事故シーン」を撮影しました。予算が無い中でも物語のスケールを大きく見せるという発想は今も役立っています。

 

2)これからCO2に参加する監督やスタッフへのアドバイス

映画は大きな器ですが、その器がパンパンに膨れて壊れそうになって悲鳴をあげるように、入れるモノを集めたり、煮詰めたりして下さい。その為には「映画の外」にも入れるモノを探しに行った方が良いと思います。

 

3)新作公開!

ソウルフラワートレインのべ5年間参加した僕の「CO2への自分なりの答えの一つ」のつもりで撮りました。パッと見は小さい作品に見えるかも知れませんが、『おちょんちゃんの愛と冒険と革命』からずっと繋がっていると思います。もちろんDIY(Do It Yourself)映画です。是非、ご覧ください。

?8月31日公開・K’s cinema(新宿)にて 『ソウルフラワートレイン』

 

 

 

 

吉田浩太監督(第2回CO2助成監督『お姉ちゃん、弟といく』)→予告編?
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1)CO2の思い出

kikaku_04お姉ちゃんが弟とノーパンでボーリングする、という無茶苦茶な企画を提出したので、無事企画が通過したのを聞いたときは何て心が広い映画祭なんだろうと思いました。CO2に参加するまでは商業ベースの助監督だけをしていたので、CO2で参加し様々な監督の作品にも触れ、熱いインディペンデント魂に触れることが出来ました。映画祭では多様な監督さんとも出会え大変触発されましたし、同時に自分の作品観の甘さや弱さを実感しました。また、主演女優賞を受賞した江口のりこさんが壇上の挨拶で「現場は楽しかったです」と一言だけ述べて壇上を降りていったのが、自分のマゾ心をくすぐる思い出深い経験でもありました。

 

2)これからCO2に参加する監督やスタッフへのアドバイス

アドバイスなどと偉そうなことは言えませんが、CO2で作品を作るということは、自分が単純に面白いと思えるものを自分のお金ではなく、出資を得て作ることが出来る貴重な経験になると思います。僕の場合は、自分が純粋にやりたいと思うこと(エロ)と、それを客に見せていく商業性とを両立することを心がけました。それが良かったかどうかは置いておいて、そのCO2で得た独自性と商業性とのバランス感覚は今の自分の映画作りにも通じていると思います。

 

3)新作公開!

usopara_019月7日?映画「うそつきパラドクス」がヒューマントラスト渋谷にて、9月14日?名古屋シネマスコーレにて、9月21日?大阪第七藝術劇場にてレイトショー公開です。
映画「オチキ」は8月21日? DVDセル&レンタル開始です。
是非見て頂ければと思います。

 

 

 

 

川原康臣監督(第4回CO2助成監督『ネコハコベフジワラさん』)→予告編
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1)CO2の思い出

お金を出していただいて、初めて取り組んだ映画製作で終始緊張していましたが、スタッフ・キャストの皆さんに支えられて『ネコハコベフジワラさん』を完成させました。
猫に出演していただいたのも、初めてで、冬の寒い中、ロケに出ていただくのは猫好きとしては非常につらい思いをしました。
クランクアップ直後に「ごめんね、辛かったね」と抱っこしたら、見事にひっかかれました。いい思い出です。

 

2)これからCO2に参加する監督やスタッフへのアドバイス

自分もお客さんも信頼して思いっきり映画製作に臨んでください。
予算をありったけを注ぎ込むのではなく、限りある予算の中で器を考えて作るのもいいと思います。
制限の中で産まれるモノが良かったりしますから。
猫が出ていようが、犬が出ていようが、たくさんの命が関わっていくのが映画づくりです。
撮影中は特にですが、常に危険がつきまとうのが映像製作です。命を「掛け」てもいいですが「賭け」ないように。

 

3)新作公開!

大風呂屋エイジ『ハアドボイルド漫談師 大風呂屋エイジ ?河津桜よ永遠に?』が完成し、沖縄国際映画祭で公開されました。
ヒデ(ペナルティ)主演。第五回CO2監督の前野朋哉も出演しています。

河津町凱旋上映会
9月28日(土)・29日(日) 河津町バガテル公園 オランジェリー(静岡県)にて

 

昨年PFFに入選した『ゆれもせで』が11月に愛知芸術文化センターで開催されるPFF名古屋会場で上映予定です。


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