インディ・フォーラム部門の連携企画
「CO2レトロスペクティブ2004?2011」のお知らせです。
第1回〜第8回CO2助成作品よりセレクトした18本と、第8回CO2ワークショップ短編集をプラスした計19本を一挙公開!
それぞれ1回ずつの上映です。
見逃している方、また観たい方、この機会に是非劇場で御覧ください!
会場:シアターセブン(大阪十三)
1作品につき一律 1,000円
上映スケジュールはこちらをクリック→スケジュール
★上映作品情報★
第1回CO2作品
『赤い束縛』監督:唐津正樹
あらすじ:希薄な人間関係に身を置いていた浅井は、興味から偶然出会った澤田夫婦に接近。夫婦の悲惨な生活と妻に関心を示した彼は、「悲惨さ」と「愛らしさ」が平行した愛着を妻に抱き始めるが…。
『堤防は洪水を待っている』監督:山田雅史
あらすじ:鉄のマスクはその人間の心まで隠してしまう。表と裏側、堤防の向こうとこちら側、男と女は二つの世界で交わること無く、ただ洪水を待っていた…。
第2回CO2助成作品
『モスリン橋の、袂に潜む』監督:羽野暢
あらすじ:昭和初期を想わせる架空の島「カンテラ島」を舞台に、カメラマンの青年と島の因習に囚われた娼婦の愛憎メロドラマ。
『にくめ、ハレルヤ!』監督:板倉善之
あらすじ:震災で両親を失い叔父の家で育った裕人。ある日祖母から、妹がいたことを知らされ、その妄想に従って妹らしき少女を連れて逃亡し…。
『ひかりのくに』監督:児玉和土
あらすじ:海辺の小さな町。ミサキという青年が蝶狩りに来た。青年は数年前に隣町で起こった誘拐犯に似てたために奇妙な憶測が起こる…。
第3回助成作品
『フリフリ坊主』監督:宮本杜朗
あらすじ:雨は点で降り、大部分は砂漠となった近未来。村の掟を破り、外に投げ出された姉弟はトボトボと冒険の旅に出かける。破天荒ロードムービー。
※監督舞台挨拶調整中
第4回助成作品
『都会の夢』監督:高木駿一
あらすじ:家出娘とネットカフェ男。都会の夢は暖かく厳しい。お笑いコンビ・チョップリンを迎えて送る奇妙な群像劇。
『ネコハコベフジワラさん』監督:川原康臣
あらすじ:世界の全てが猫に変わる?!猫になりたい男の子+猫を愛する女の子=不思議でちょっぴり可愛い奇跡。
第5回助成作品
『そうなんだ』監督:水藤友基
あらすじ:山名未来は高校2年生。四人の友達とアイドルグループの追っかけをしている。ある日、追っかけ仲間のひとりだった祐子が「やめる」と言う。恋人ができたからだ。仲間外れにされる祐子。友情と恋を両立できるはずと未来は信じるか……。
『ある光』監督:高橋明大
あらすじ:ある女が死んだ。その女には出口栞という名前があった。今はもう名前しかない。ひとりの女の死を、各々の主観で捉えるしかない男たち。どこまでも客観的な光が、生き残った彼らの身体を照らすとき、希望は同時多発する。
『それはそれ、』監督:甲斐博和
あらすじ:闘病していた妻は出張ホストとの浮気の末に死去。葬儀を前に逃げ出した夫はタクシーに乗ってさらに逃避。残された娘は蒸発した姉とも連絡取れず…。客もいないような不思議な旅館を中心に広がる、浅はか過ぎる大人達の、忘れられない一日。
『こんなに暗い夜』監督:小出豊
あらすじ:倫子は石女。アクツも石女。倫子は、愛人と不妊の愛犬を巡り、アクツによる黒い罠にかけられる。オンナたちは、真っ暗な東京の夜を真っ逆さまに堕ちて行く……。東京の大川端を舞台に、フィルム・ノワールならぬ“マタニティ・ノワール”という新たなジャンルが開拓された記念すべき作品。
第6回助成作品
『やくたたず』監督:三宅唱
あらすじ:札幌、12月。高校卒業を間近に控えたテツオら3人は、地元の先輩・伊丹の仕事を手伝い始める。同僚・京子や刑事の次郎らの不安をよそに、彼らはなんとか役に立とうと車の運転から教わるのだが…。北海道ロケで挑んだ群像劇。
第7回助成作品
『大野リバーサイドパーク』監督:尾? 香仁
あらすじ:無理心中をしようとして殺してしまった自分の子ども。死に切れない母親は、死んだ子どもをバッグに入れて持ち歩くのだが……。親子の悲劇と、痛々しい再出発の物語。
『スクラップ・ファミリー』監督:加治屋 彰人
あらすじ:ホームレスを殺害した娘から逃げる様に大阪の祖父の家に引っ越した岡田一家。大阪の祖父は人間そっくりのリアルドールと一緒に生活をしていた。
第8回助成作品
『蒼白者 A Pale Woman』監督:常本琢招
あらすじ:60年代の荒唐無稽な娯楽日本映画にこだわり続ける48歳の監督が、話題の韓国女優キム・コッビと忍成修吾主演にした復讐活劇!
『Dressing UP』監督: 安川有果
あらすじ:10代の少女の父母への愛憎から生まれる幻想を軸に、”人間ではなくなるかもしれない”恐れを描いた恐怖ファンタジー。
『治療休暇』監督:梅澤和寛
あらすじ:家族や職場、そして友人との関わりさえ上手く処理できず、幼児化・退化してゆくゼロ世代の若者。同世代の監督が日々感じる現実を描いた新しい青春映画。若者に未来はあるのだろうか。
第8回CO2ワークショップ短編作品集
「夏休みこども映画教室」
A班『よみがえる女』
子供メッセージ:見どころは、おぼうさんのおくさんがけんかして魔女にミイラにされてしまったところ。
B班『天使と兄弟』
子供メッセージ:最後天使がどうなるか見てください!
『ワンテンポ』監督:全リンダ
あらすじ:ごく普通に見える家族に心のすれ違いが大きくなっていく。それぞれの人生から独り立ちをしようとする女たちがいた。
『かくれんぼ』監督:大江崇允
あらすじ:山本一家はどこかおかしい。親戚が久々に遊びに来ても市役職員が訪ねても。奇妙な家族の滑稽な一日の記録。
『邪魔するな』監督:板倉善之
あらすじ:スーパーで働くシングルマザーの水野。ある日本社から加藤がやってきて接客態度を見直すことに…。