1930年代頃から、小型のムービーカメラを手にした人々は、家族の団らん、旅行、仕事など日常のさまざまなイベントにカメラを向け、市民目線でそれらを切り取ってきました。大阪のどこで撮影されたものなのか、個人の足跡と地図を眺めているうちに、ホームムービー以外の映像──劇場映画や自主映画、記録・PR映画など、ロケーション(屋外)撮影している映画のなかに、いままで見えていなかった大阪の「あの時」がしっかりと刻まれていることに気付くようになりました。
大阪フィルムアーカイブ計画では、メインストーリーを支える背景の一部としての「大阪」にも注目し、大阪で撮影したことがあまり知られていない映画作品に、ロケーション(場所)情報を与える調査を行っています。変わりゆく景色を一時とどめ、永遠に残す映画のなかに、懐かしい大阪を見つけてみませんか。
タイトルとロケーションリスト準備中
タイトルとロケーション情報の投稿
子供の頃に近所で映画を撮影していた、映画の舞台とは関係ないがよく利用する商店街が写っていた、など、映画のなかに写り込んだ、特定可能な大阪の場所についての情報を募集します。お寄せいただいた情報はリストとして公開し、マッピングや街歩きなど、今後のデータ活用をめざします。
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(内容の確認をいたしますので、リストへの反映にはお時間をいただきます。)