【映画伝来123年】大阪の映画文化回顧プログラム
主催:シネアスト・オーガニゼーション大阪
協力:神戸映画資料館、堺市立東文化会館指定管理者公益財団法人堺市文化振興財団、南明弘、神戸芸術工科大学
日本に映画がやってきてから今年で123年になります。
かつて映画というニューメディアが驚きとともに受けとめられた時代、そして、その後の大阪に花開いた映画館文化を、“聴く”、“観る”、“話す”の3つのプログラムを通して回顧します。
まず“聴く”では、落語家であり詩人としても活躍している笑福亭智丸が新作落語「映画伝来」を披露します。
“観る”では、最初期のサイレント映画を生演奏付きで上映します。
さらに“話す”では、ワークショップ形式で戦後の大阪にあった映画館の記憶を、現在作成中のマップから発掘していきます。参加者からも映画館にまつわる思い出や情報を募集します。映画館関連の資料(写真、チラシ、ポスターなど)の持ち込みも大歓迎です!
〈プログラム内容〉
(1) 落語を“聴く” 13:00〜13:30
1897年(明治30年)、大阪・南地演舞場で映画が公開された当時の様子を落語で聴く。
演目:「映画伝来」
落語:笑福亭智丸
(2)映画を“観る” 13:30〜14:30
映画の父リュミエール兄弟とエジソンのサイレント映画を、ピアノ生演奏付き上映で観る。
上映作品:「リュミエール作品集」(20分)「エジソン作品集」(30分)
演奏:鳥飼りょう
(3)映画館について“話す” 14:50〜16:00
1959年(昭和34年)の大阪の映画館マップを囲み、参加者を交えて昔の映画館の記憶について話す。
資料解説:南明弘(レトログラフィック資料コレクター)
進行:田中晋平(神戸映画保存ネットワーク客員研究員)
〈出演者紹介〉
落語:笑福亭智丸
本名・疋田龍乃介。2013年、大阪芸術大学大学院修士課程修了後、笑福亭仁智に入門。
古典落語と新作落語の双方で研鑽を重ねている上方落語界期待の若手。詩人として中原中也賞候補になるなど東西落語界の中でも文芸派の一面を持つ。
演奏:鳥飼りょう(ピアノ)
サイレント映画伴奏者。ピアノ、パーカッション等を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに演奏した作品数は460以上。国内外での映画祭のほか、オーケストラへの客演やダンスとの即興演奏にも取り組むなど、多彩な活動を展開。いま最も上映会で演奏する伴奏者のうちの一人。
〈イベント詳細〉
開催日時 | 2019年2月16日(土)13:00〜16:00終了予定 |
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開催場所 | 大阪・中崎町 プラネット・プラス・ワン/CO2運営事務局 |
会費 | 2000円/名 |
定員 | 30名(予約優先) |
【お申込みフォーム】
下記フォームよりお申込みください。事務局より受付完了メールをお送り致します。3日経ちましても連絡が無い場合はお手数ですが、CO2運営事務局までご連絡ください。
(1/29追記)当日2/16(土)11:00〜13:00のみ、電話予約受付を行います。
CO2運営事務局 TEL:050-1231-3832