〈第3回シネマ・スコラ〉CO2映画フィルム撮影・教養講座

✳︎参加者募集は受付終了致しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

 


■今度の舞台は大阪にかかる橋!

今回で3回目を迎える16ミリフィルム映像撮影講座。大阪の今の風景を切り取り保存するというテーマのもと撮影舞台を選んできましたが、今回は”水の街”大阪の橋!中之島をはじめ大阪には”なにわ八百八橋”といわれるほど古くから多くの橋があり、758橋(令和3年4月現在)も存在しているといいます。そして、そんな橋から様々な時代とともに大阪の景色を見守ってきたものを厳選し、大阪の今と昔を物語とともに切り取ってみようとなりました。また今回は大阪の橋の歴史についても触れていきますので、映像撮影や映画教養以外にもパワーアップした内容になってます。

■フィルムから体験する映画を学ぼう!

デジタルの映画が増える中、映画館でかかる映画のほとんどがデジタル化しました。しかし一方で、フィルムで製作し上映される映画が注目されています。

映画は本来、現実の風景の中の人間を客観的に見る〈写真〉を動かしてみたいという19世紀の発明家の欲望から始まりました。現実に起こる事をそのまま切り取って見てみたいという欲望は、今ではスマートフォンで撮影したデジタルの動画を撮影し、それを配信することで満足するようにもなりましたが、何か物足りないという声も聴きます。

フィルムでの撮影には手がかかります。フリップブックを作るように1枚ずつ、絵を描くわけではありませんが、現実の動きを映画用のカメラで1秒間に10数コマずつ撮影し、それを現像し、再び映写機にかけてスクリーンに投影する。この原始的な行為が本来の映画です。

映画の黄金時代は国によってさまざまですが白黒の無声時代からトーキー、そしてカラー化。また画面サイズの変化などその時代の要請に従って1895年から126年にわたって変化してきましたが2000年まで(20世紀)まではフィルムで撮影し、スクリーンに映写したものを映画と呼んできたのです。その126年の映画=フィルムの歴史と技術を体験していただければと思います。

 

第1回目のレポートはこちら→<第1回シネマスコラ>レポート
第2回目のレポートはこちら→<第2回シネマスコラ>レポート

主催:シネアスト・オーガニゼーション大阪
協力:プラネット・プラス・ワン
大阪市助成事業

 


☆詳細☆

日時…2022/9/4~2023/2月中旬
内容…フィルム撮影・映写・映画史・フィルム史・大阪の橋の歴史
参加費…20000円(定員14名)
学生の方は15000円での参加費割引あり(要学生証)
出演者も募集中(定員5名 参加費無料)
第 1&2回の撮影作品上映会とワークショップの説明会のプレイベントもあり!(参加無料)
8/21(日)12:00~13:00
8/25(木)18:00~19:00
8/28(土)12:00~13:00 各50分予定
 ✳︎詳しくは下記のスケジュール参照

会場/
大阪・中崎町 プラネット・プラス・ワン
〒530-0016 大阪府大阪市北区中崎2丁目3−12 パイロット・ビル2階

募集期間/2021年9月3日まで

✳︎募集は定員に達し次第終了となりますのでお早めにご連絡ください
✳︎募集期間が過ぎましても出来る限り対応致しますので、ご参加の気持ちの方はお気兼ねなくお問い合わせください

・講師
専任講師:富岡邦彦
技術講師:福西広和
特別講師:松岡奈緒美(神戸女学院非常勤講師)
ゲスト講師:船越幹央(大阪歴史博物館)、橋本英治(映像装置技術者・関西学院大学非常勤講師)


プレイベント(参加無料)

★ご検討中の方はぜひご参加ください!

8/21(日)、25(木)、28(日)

8/21…12:00~13:00
8/25…18:00~19:00
8/28…12:00~13:00

プレイベント(参加無料)

第1回目2回目で撮影した1分間の作品を上映し、どのようなワークショップ内容か作品制作手順を踏むのか簡単に説明をします。
☆参考上映あり
予約不要

 

スケジュール

<前期>

9/4(日)

11:00~13:00

映画とは何か、その起源(座学)

映画とは一体なんなのか、どうやって発明されたのか。その始まりを映像鑑賞と様々な映画とともにフィルムの歴史を知ります

9/8(木)

19:30~21:30

大阪の橋とその歴史(歴史座学)

今回の撮影舞台の大阪の橋について詳しく知り、撮影する物語の構想を膨らまします

★ゲスト講師:船越幹央(大阪歴博物館)

9/11(日)

11:00~13:00

映画黎明期の手法と観客(座学)

100年前の初期映画はどのような内容だったのか、またどうのような役割があったのか、今と昔はどう違うのか、というのを当時の観客目線を通して知ります

9/15(木)

19:30~21:30 

16mmカメラの使い方(技術講座)

今回使用するカメラ”ベル・ハウエル”の装填の仕方や各部分の働きや仕組みについて学びます

9/18(日)

11:00~13:00

初期映画の発展と物語(座学)

初期に映画に存在する様々な演出や物語の発見を実際に自分たちが撮影する作品にどのように組み込めるかを考えます

9/25(日)

10:00~14:00

ロケハン(実技)

実際に撮影舞台の橋を見に行きます。物語へのヒントがたくさん落ちているかもしれません

9/29(木)

19:30~21:30

物語を選ぶ(座学)

物語の基本である起承転結の4種類のカードを使い簡単にお話を作ります。誰でも作れるように工夫しますので難しくはありません。ご安心ください。

10/2(日)

11:00~13:00

出演者と動きのシュミレーション(実技)

実際に撮影した場合にどのようなことが必要なのかを考え、撮影本番への準備をします

10/9(日)

10:00~15:00

リハーサルと本番準備(実技)

現場にてカメラを使い動きや時間配分、演出などを固めていきます。同時にカメラ以外に必要な道具の使用方法を学び、衣装も必要であればリストアップしていきます。

10/15(土)

10:00~15:00

本番・第1班 橋A(実技)

10/16(日)

0:00~15:00

本番・第2班 橋B(実技)

 

<インターバル・特別講座>

11/6(日)

11:00~13:00

写真史(座学)

カメラとフィルム。どのように生まれ時代とともに変化したのか。普段は聞けないような話をコンパクトに学びます

★ゲスト講師:橋本英治(映像装置技術者・関西学院大学非常勤講師)

 

<後期>

 

11/24(木)

19:30~21:30

映画とは何か、その起源(座学)

映画とは一体なんなのか、どうやって発明されたのか。その始まりを映像鑑賞と様々な映画とともにフィルムの歴史を知ります

11/27(日)

11:00~13:00

大阪の橋とその歴史(歴史座学)

今回の撮影舞台の大阪の橋について詳しく知り、撮影する物語の構想を膨らまします

★ゲスト講師:船越幹央(大阪歴博物館)

12/1(木)

19:30~21:30

映画黎明期の手法と観客(座学)

100年前の初期映画はどのような内容だったのか、またどうのような役割があったのか、今と昔はどう違うのか、というのを当時の観客目線を通して知ります

12/4(日)

11:00~13:00 

16mmカメラの使い方(技術講座)

今回使用するカメラ”ベル・ハウエル”の装填の仕方や各部分の働きや仕組みについて学びます

12/8(木)

19:30~21:30

初期映画の発展と物語(座学)

初期に映画に存在する様々な演出や物語の発見を実際に自分たちが撮影する作品にどのように組み込めるかを考えます

12/11(日)

10:00~14:00

ロケハン(実技)

実際に撮影舞台の橋を見に行きます。物語へのヒントがたくさん落ちているかもしれません

12/28(水)

リュミエール映画誕生日上映会

プラネット・プラスワンに毎年行われる企画上映にて前期で撮影した作品も併映します。

1/22(日)

11:00~13:00

物語を選ぶ(座学)

物語の基本である起承転結の4種類のカードを使い簡単にお話を作ります。誰でも作れるように工夫しますので難しくはありません。ご安心ください。

1/26(木)

19:30~21:30

出演者と動きのシュミレーション(実技)

実際に撮影した場合にどのようなことが必要なのかを考え、撮影本番への準備をします

1/29(日)

10:00~15:00

リハーサルと本番準備(実技)

現場にてカメラを使い動きや時間配分、演出などを固めていきます。同時にカメラ以外に必要な道具の使用方法を学び、衣装も必要であればリストアップしていきます。

2/4(土)

10:00~15:00

本番・第3班 橋C(実技)

2/5(日)

0:00~15:00

本番・第4班 橋D(実技)

 

<上映会>

2月中旬

前期+後期の全作品上映会

☆9月平日にイマジカの現像見学会も予定(日程決まり次第アナウンスします)

★最大全26回 (前後期通し、もしくは希望の日を選択可能)
…前期と後期の講座内容は基本同じです。基本前期と後期の曜日が逆になるように設定しています。参加者のご都合が合うように選択いただき受講いただけます。
例1)前期の第二回目と第四回が都合が悪い→代わりに後期の第二回目と第四回目を受講できる
例2)前期の第二回目を受けたがもう一度聞きたい→後期の第二回目をもう一度受講する
✳︎勿論前期と後期全て受けていただいても構いません
★参加者ひとりにつき1作品50秒作品を作ります
(意欲のある方は別途フィルム代をお支払い頂ければ複数制作可能 ✳︎ただしスケジュールに余裕がある場合に限りますのでご了承ください)
★撮影順は受講者の様子を見てこちらでご案内します
★リハーサルもしくは撮影日当日は状況により開始及び終了時間が前後する可能性があります
★コロナ感染症対策については万全の体制を整えたうえで開催いたします

映像を撮ってみたいという気持ちだけで充分です。
ご興味のある方、ご参加お待ちしてます。

 

↓お問い合わせ内容に下記を明記の上、ご応募ください。
・第3回シネマ・スコラ 映画製作コース受講希望 or 出演希望
(受付完了後、返信いたします。返信に3日程度いただく場合があります)

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