16ミリ映画撮影・映写・製作ワークショップ
※終了しました。レポートはこちら→《第1回シネマ・スコラ》レポート
■この10年でデジタル映画が普及し、スマホやタブレットなどの簡易なデジタル撮影機器とSNS動画の普及によって〝動く映像〟は誰もの日常に入り込むようになりました。ながらく映像の発信者は、映画製作者やテレビ製作者など特別な立場が独占しておりましたが、既にその構造は崩壊しました。しかし一方でフィルム撮影による〝動く映像〟=映画は今年2020年に125周年を迎えつつあり、20世紀はまさに〝フィルムによる〟映画の世紀として歴史に残ります。CO2では〝大阪フィルムアーカイブ計画〟を通じて過去のフィルム映像の収集・保存活動も進めておりますが、一方で忘れられつつあるこのフィルムと言う映像フォーマットを再発見していただくために、現在でも使用されている16ミリ撮影カメラと白黒映画フィルムを使って、125年前に製作が始まった頃のスタイルを踏襲しつつ新たにフィルムによる1分間の映画を製作するワークショップを開催いたします。
主催:シネアスト・オーガニゼーション大阪
協力:プラネット・プラス・ワン/神戸映画資料館
大阪市助成事業
対象参加者募集
初心者を中心にデジタル映像の製作経験者も同じ条件で撮影していただくことで、1分間の画面をどうやって作るかの〝動く映像〟=映画の基礎を映画史とともに体験し、映画製作から上映までの流れを体感していただきます。また出演者としての参加者(無料:ただしオーディションあり)には白黒映画フィルムに写るという体験を通じて〝映画俳優〟を経験していただくことになります。
料金
映画製作コース:10000円(定員12名まで)
※基本全回演出参加者のみ(一人1分の撮影フィルム代・現像費込み)
※出演者募集:参加費無料(オーディション合格者5名のみ)
会場
大阪・中崎町 プラネット・プラス・ワン
〒530-0016 大阪府大阪市北区中崎2丁目3−12 パイロット・ビル2階
募集期間
2020年11月8日(日)迄
※オリエンテーション&オーディション参加者は10月30日(金)までに連絡していただいた方を優先します。
※募集は定員に達し次第終了いたします。
講師
専任講師:富岡邦彦
技術講師:古河潤一
講師:松岡奈緒美(神戸女学院大学非常勤講師)、唐津正樹(第1回CO2助成監督)
その他ゲスト講師予定
スケジュール
(以下1コマ2~3時間 技術講座・撮影は6時間)
11/1(日) | (無料) 16:00~オリエンテーション(撮影・演出の基本) 18:30~出演者オーディション(下記★マークの日に参加可能な方のみ) |
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11/10(火) | (以下有料) 19:30~1分映画企画講座①〈アイディアと物語を考える〉 ※何を面白いと考えるか 起承転結 |
11/12(木) | 19:30~1分映画企画講座②(物語を視覚化するには) ※人間の振る舞いから何を読むか |
11/14(土) | 11:00~16ミリカメラ技術講座(17:00終了予定) ※16ミリ撮影機の構造と操作(技術講師:古河潤一) |
11/17(火) | 19:30~映画とフィルムの歴史★(リュミエールとエジソン) ※左右と奥行き |
11/19(木) | 19:00~リハーサル・撮影デッサン① ※スマホ等を使って撮影確認★ |
11/21(土) | 11:00~撮影デッサン②とロケハン ※スマホ等を使って撮影確認★ |
11/24(火) | 19:30~物語と人物造形 |
11/26(木) | 予備日 |
11/28(土) | 11:00~最終現場リハーサル・撮影デッサン③★ |
11/29(日) | 10:30~16ミリ撮影日~16:00終了予定★ |
12/5(土) | 11:00~映写機の構造と映写講座 8ミリ16ミリ映写機オペレーション |
12/19(土) | 11:00~映写機の構造と映写講座 16ミリ35ミリ映写機オペレーション |
12/28(月) | 上映〈映画生誕125年記念上映〉 同時上映「リュミエールごっこ」2020年 ゲスト監督:女池充、いまおかしんじ、鎌田義孝、坂本礼 ピアノ演奏:鳥飼りょう |
↓お問い合わせ内容に下記2点を明記の上、ご応募ください。
・第1回シネマ・スコラ 映画製作コース受講希望 or 出演希望
・11/1(日)オリエンテーション 参加/不参加
(受付完了後、返信いたします。返信に3日程度いただく場合があります)