第9回 フィルム・エキシビション in OSAKA

第9回CO2助成作品

OW『丸』
Japan/2013/HD/90min/Language:Japanese

監督?脚本?編集:鈴木洋平 Youhei Suzuki
プロデューサー:池田将、今村左悶
ラインプロデューサー :上野修平
脚本: 小山侑子
撮影 :柏田洋平
録音 :平井名辰哉
音楽: 今村左悶、山本祐輔
制作: 松島愛実、平田圭一
助監督:田中健太

出演: 飯田芳、金子紗里 、李勝利 、池田将、松浦祐也 、軽部日登美、田中しげこ、渡辺博行

◆大阪のある一軒家で父子心中未遂事件が発生。心中を図った父親は銃で自殺。容疑者死亡により裁判なしの有罪となる。生き残った家族は何も語らず、現場にいた次男は事件のことを思い出そうとすると突発的に時間が止まったかのように静止してしまうのだった……。
現場で何を目撃したのか? 本当に心中未遂事件だったのか? 記者・出口が調べるに従って、事件の真相は不条理な世界に突入していく。

 

Children in the wall『壁の中の子供達』
Japan/2013/HD/72min/Language:Japanese

監督・脚本・編集:野口雄也 Yuya Noguchi
監督補・制作:尾?香仁
撮影:高木風太
照明:秋山恵二郎
録音/整音/音楽:松野泉
助監督・制作:上田由利奈
制作:原田莉奈、井野優利子
撮影照明助手:坂口知美
録音助手:山下未於、野中小百合

出演 :磯田純、村田直樹、村上聖佳、浦上莉苑、蓮田秀馬

◆中学生カズオが住む町の隣にある「クローン人間の町」。壁の向こう側には、自分たちの町にそっくりの世界が広がり、自分そっくりの人間が、同じような生活を営んでいるといわれていた。ある日、クラスメートのクローンが浜辺に打ち上げられ、本人は行方不明に。クローンへの興味から、カズオは年上の渡辺とクローン町への侵入計画を立てるが……。
少年たちを主人公にしたSF作品。

 

GET BACK NIGHT『GET BACK NIGHT』
Japan/2013/HD/70min/Language:Japanese

監督:山田剛志 Tsuyoshi Yamada
プロデューサー:田中豪
撮影:?橋航
撮影助手:小川努
照明:星野洋行
音響・録音:宮井昇、佐薙龍二
助監督:神保准
アシスタントプロデューサー:岡田真樹
衣装・メイク:北川恵里
メイク助手:松本愛美、外山力也
スチール:荒井順平

出演:伊藤綾子、上原剛史、三浦英、花島寿美子、香取剛

◆事故で足に障害を負った美香は、幼なじみの茂との結婚を目前に控えていた。しかし、夢遊病の美香は車椅子を降り深夜の街をさまよう。そのことは茂には話していなかったが、ある日、美香の元に彼女の深夜の姿を写した写真が送られてくる。これは共通の幼なじみである正治の仕業だと確信する美香。一方、茂は自分の秘密をも暴こうとする正治に会うが……。
過去を持つ3人の運命が動き始めるフィルムノワール。

 

助成作品監督決定!

第9回助成企画募集には沢山のご応募有り難う御座いました。
総応募数65作品より助成監督3名が決定いたしました!
監督インタビューはこちらをチェック→ブログ?

鈴木洋平(すずき ようへい)
タイトル『丸(仮)』

【プロフィール】
1984年茨城県日立市出身、水戸市在住。28歳。
多摩美術大学映像演劇学科卒業。
過去作は第 5回 CO2 オープンコンペ部門入選作『空気に殺される』や『素人アワー』『橋の下の葬儀』など、ニッポンコネクション2010にて特集上映された。
『もの、物、者、もののけ』は調布映画祭2012奨励賞、よなご映像フェスティバル入選。

野口雄也(のぐち ゆうや)
タイトル『壁の中の子供達(仮)』

【プロフィール】
1982年東京生まれ。岐阜在住。30歳。
俳優として映画制作に参加する傍ら、映画脚本や小説の執筆をはじめる。
CO2には、第7回助成作品『大野リバーサイドパーク』(2011年 監督・尾崎香仁)で、俳優として参加。
本作は、7年前に執筆した自身の小説「KLON」が原作。今回初の長編映画となる。

山田剛志(やまだ つよし)
タイトル『GET BACK NIGHT(仮)』

【プロフィール】
1988年神奈川県川崎市生まれ。24歳。
高校二年時にDVカメラでクラスメートを撮影した『KIDS FICTION』を監督。映画表現に興味を持つ。
大学在学中の2009年に映画美学校フィク ションコース13期初等科に入学。修了後も自主制作映画の現場に参加し、自らも短編映画を監督する。過去作として『脱運命』(2011年)、『トーキー』(2012年)がある。

 

 

 

映画企画募集

2013年3月に開催される『第8回大阪アジアン映画祭』での上映に向けて新人映画作家を対象に、大阪を撮影地とするオリジナルの劇映画企画案を募集。選考された企画案を持つ映画作家(=監督)3名に対し下記の助成を行います。

応募要項

応募締切 2012年9月15日(土) ※必着 終了いたしました。多数のご応募有り難う御座いました。
助成内容 ? 助成金:60万円 ※主に大阪府内で撮影することを条件とする
? 機材提供
? 主要プロスタッフ派遣
応募方法 応募条件を確認したうえで、エントリーシート及び必要書類を申込先に送付してください。
応募条件 ・プロ・アマ、年齢、国籍、性別などは不問。
・応募は1監督につき1企画。監督自身が応募すること。
・大阪で行うプレゼンテーションに参加できること。(※10月上旬予定。1次予備選考通過者対象。)
・2013年3月に開催される大阪アジアン映画祭の上映日のゲスト出演時に参加できること。
・企画案が採用された監督については、70?100 分のオリジナル劇映画(HD撮影)作品を、2013年1月末までに完成させること。
・制作にあたってはインターン登録者を活用すること。
助成作品の管理に関する取り決め 助成作品の著作権は原則、応募者に帰属する。※ただし、上映から5年間は、助成作品の利用に関わる諸権利を、CO2 運営委員会事務局が管理する。
必要書類
1次予備選考
これから制作する映画作品の企画書(エントリーシート)・エントリーシートには、全ての項目を必ず記入してください。
・エントリーシートのコピーを保管の上、原本をお送りください。※上記以外は選考対象外になりますので送付しないでください。
2次予備選考 1次予備選考を通過された方には以下を送付いただきます。参考作品(応募者が過去に監督した1作品を収録したコピーDVD2枚)
・参考作品は、2009年以降に完成された10分以上の作品に限ります。
・過去の上映歴などは問いません。
※2次予備選考を通過された方には脚本を送付いただきますので、執筆を始めておいてください。
(10月20日(土)頃必着を予定。)
申込・問合先 〒530-0016
大阪市北区中崎2丁目3-12 パイロット・ビル3F
CO2運営事務局「第9回CO2助成企画応募」係
Tel:06-6484-6268(平日10時30分?17時)
Fax:06-6484-6156
※ 受け取り確認後の連絡後、予備選考を通過された方には、随時お知らせ致します。
※ 企画作品に関わる原作の使用権、肖像権などのすべての著作権が必要な場合は、必ずその権利者の許諾を得てください。
※ 提出された書類(企画書、作品DVDなど)は返却いたしませんので必ずコピーをお送りください。
※応募時の個人情報は、CO2の運営に関し使用するほかには、ご本人の許可なしに他用することはありません。

≫ エントリーシートのダウンロード (PDF)

選考委員

万田邦敏(映画監督)

1956年東京都出身。中学から高校時代の多感な時期にゴダールの『ウィークエンド』、シーゲルの『ダーティハリー』を見て映画作りを目指し、立教大学入学後は授業そっちのけで自主映画を作る。同大中退後、雑誌での映画評執筆やPRビデオ、深夜ドラマの演出を経て『UNLOVED』(01年)で長編監督デビュー。以降、『あのトンネル』(03年)、『ありがとう』(06年)、『接吻』(08年)、『面影』(10年/ベルギー=日本)と作品を発表し続けている。現在、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。

向井康介(脚本家)

1977年徳島県出身。大阪芸術大学で山下敦弘監督と知り合い、卒業制作『どんてん生活』(99年)で共同脚本を書き始める。主な作品は『ばかのハコ船』(02年)、『リアリズムの宿』(03年)、『青い車』(04年)、『リンダリンダリンダ』(05年)、『松ヶ根乱射事件』(06年)、『色即ぜねれぃしょん』(09年)、『マイ・バック・ページ』(11年)など。また、TVドラマ『深夜食堂』シリーズや、映画雑誌「映画芸術」への執筆など多方面で活躍している。最新作は永山絢斗主演、タナダユキ監督の『ふがいない僕は空を見た』(12年11月公開予定)
■担当:特別ワークショップ/ゲスト講座

那須千里(映画文筆業)

神奈川県出身。慶應義塾大学在学中に塚本晋也監督『ヴィタール』(04年)の現場に参加する。映画情報サイトの編集を経て現職。目下「キネマ旬報」「acteur」「クイック・ジャパン」「映画秘宝」等の雑誌にて映画評やインタビュー記事を執筆。そのほか山下敦弘監督、白石晃士監督、鎮西尚一監督らの作品にも携わる。寄稿書として「文芸時評アーカイブス2011-2012」(サイゾー)「別冊映画秘宝 アナーキー日本映画史 1980-2011年」(洋泉社)などが発売中。

松村 厚(第七藝術劇場支配人)

1962年大阪出身。1982年、関西学院大学法学部卒業。 在学中は映画研究部に所属。
2000年より第七藝術劇場支配人として話題のドキュメンタリー映画やインディ ペンデント系作品を多数ブッキングしている。また、映画『ばかのハコ船』(02年/山下敦弘監督)の製作デスク&関西宣伝・配給(出演も)、映画『リアリズムの宿』(03 年/山下敦弘監督)に脇役として出演。十三を舞台とした『かぞくのひけつ』(06年/小林聖太郎監督)で配給宣伝を担当するなど、支配人の枠にとどまらない活動を行なっている。第1回、 3回CO2選考委員も担当。

インターン募集

CO2で映画制作が決まった作品に俳優/スタッフとして参加してみませんか?経験や年齢は一切問いません。映画を勉強している学生や映画に関わってみたいがきっかけのない社会人まで、広く登録を受け付けています。

募集期間 随時
応募条件 経験や年齢、性別一切問いません。
申込方法 下記フォームよりご登録ください。

登録いただいた方にはメールで定期的にワークショップや映画制作の進行状況等をお知らせいたします。

≫ インターン登録フォーム 第9回CO2事業は終了のため、現在ストップしております。第10回開催決定までお待ちください。

◎コネクト・フォーラム 毎週木曜日 終了いたしました。ご希望の方はお問い合わせください。

インターン俳優/スタッフに登録してから実際にCO2映画制作に携わるまで、制作者同士の出会い・交流の場を提供します。監督や他のスタッフとの連携を深め、広く情報収集をするのに役立ちます。また、「インターン・スタッフに興味があるが登録を迷っている/詳しく話を聞いてみたい」という方もお気軽にお立ち寄りください。

開催日時 9/6〜12/20・2013年1/10〜2/28 時間:19時〜21時の間
開催場所 CO2運営事務局
申込方法 当日でも結構ですのでご連絡下さい。申込がないと開催しない場合が御座います。

第9回CO2ワークショップ作品

Children Film Making Project 2013『こども映画ワークショップ』
Japan/2013/HD/70min/Language:Japanese

監督・出演:監督・出演 江川駿明、義永眞士、一海水樹、室山理奈、脇谷佳月、宮上瑠那、山藤要、泉翔竜、山根千佳、土橋菜月、土橋凜太郎、守田泰湾、岡本佳穗、福本万葉、福本万潤、藤谷雄真、尾?優芽
メイキング監督:清水艶

◆「1分で物語のある映画を作ろう!」。1895年、映画を発明したリュミエール兄弟が、約1分間の映画を撮影し、公開したのが映画の始まりです。原点に立ち返り、小学生から中学生までの17人の子どもたちが1人1作品、物語や設定を自分たちで考え、映画を制作。ワンカット1分間でどんな表現ができるのか。物語がなければ、ただ長いだけの1分を映画に変えた子どもたち。その撮影風景も同時上映。

 

ワークショップ開催

これまで過去に製作された名作を座標にしながらも、現在の「映画」のあり方を探り、より実践的な映画の人材育成に向けて多角的なワークショップを開催します。10日間連続で集中して学ぶ「連続ワークショップ」、一日から参加可能な「単発ワークショップ」、特別講師を招いて開催する「ゲスト講座」など、多彩な講師を迎え開催します。

連続ワークショップ

3ヶ月間の集中講座です。特典として、映画基礎講座の無料受講、プラネット・スタジオ・プラスワンで上映される指定作品を無料で鑑賞いただけます。また、CO2インターンとしても同時に登録されます。

◎俳優ワークショップ

3ヶ月間の集中講座です。少人数制での指導でより密度の濃い講座を目指します。実演と対話により、演じる上で必要なこととは何かを再考します。

◎企画・脚本ワークショップ

申込み時に企画(短編・長編問わず)を提出(A4/1枚程度)していただき、その企画の脚本完成までを目指します。期間中、5〜6回(1回あたり2〜3時間)の個人面談とメールでのやり取りを行い、脚本完成までを完全サポート致します。※お申込み完了後、3日以内に事務局から詳細についてのメールをお送り致しますので、提出方法はそちらをご確認下さい。

申込特典(俳優コース/企画・脚本コース)

・単発ワークショップ映画基礎講座の無料参加(連続ワークショップ1回目より参加の方のみ適応。/要事前予約・空きがある場合可)
・期間中プラネット+1で上映の指定プログラム鑑賞可能

開催日時/俳優コース

1月12日(土)〜3月23日(土)までの毎週土曜日・計10回(※3/16(土)は休講)
15:00〜18:00

専任講師 福井幸
開催場所 CO2運営事務局
受講料金 10日間 25,000円
募集定員 6名(先着順)
申込方法 定員になりましたので締切ました

開催日時/企画・脚本コース

1月中旬〜3月中旬の個別指導(個人面談については、受講生ごと個別に日時をご相談させていただきます。)

専任講師 富岡邦彦
開催場所 CO2運営事務局
受講料金 25,000円
募集定員 3名(定員超の場合は企画選考あり)
申込方法 1/4(金)〆切

定員に達しましたので締切いたしました。有り難う御座いました。

単発ワークショップ

1回から参加可能な講座です。映画をさまざまな角度より掘り下げる映画入門講座から、実践的な技術が学べる各技術講座まで充実したワークショップを開催します。

◎映画基礎講座

全13回/作品を鑑賞しつつ映画の進化を再発見し、映画の基本を学びます。

開催日時

  • 9月11日(火)19:00?21:00 グリフィスと現代の映画  終了
  • 9月25日(火)19:00?21:00 70年代の映画 終了
  • 10月9日(火)19:00?21:00 60年代の映画と時間  終了
  • 10月23日(火)19:00?21:00 50年代と若者の映画 終了
  • 11月6日(火)19:00?21:00 戦争と40年代の映画 終了
  • 11月20日(火)19:00?21:00 30年代映画の黄金時代 終了
  • 12月4日(火)19:00?21:00 20年代サイレント映画とモンタージュ 終了
  • 12月18日(火)19:00?21:00 10年代とグリフィス以前 終了
  • 12月28日()19:00〜21:00 特別篇/映画の原点とリュミエール 終了
  • 2013年1月8日(火)19:00〜21:00 ジャンルの横断-1 終了
  • 1月22日(火)19:00〜21:00 ジャンルの横断-2 終了
  • 2月5日(火)19:00〜21:00 自主映画の歴史-1/アンダーグラウンドとドキュメンタリー  終了
  • 2月19日(火)19:00〜21:00 自主映画の歴史-2/デジタルシネマの可能性とフィルムの魅力 終了

※内容は回によって変更する場合があります。

専任講師 富岡邦彦
開催場所 CO2運営事務局またはプラネットスタジオ+1(梅田・中崎町)
受講料金 各1500円
※連続ワークショップ受講者は無料

≫ 単発ワークショップ申し込みフォーム

 

◎短期俳優コース

短期俳優コースの開講が急遽決定致しました。連続ワークショップのダイジェスト版となっていますので、俳優ワークショップがどのようなものであるか体験されたい方、興味はあったけれど連続への参加を迷われていた方など、お気軽にご参加いただければと思います。

【内容】実演と対話により、演じる上で必要なこととは何かを再考する。

開催日時

  • 1/27(日)、2/10(日)、2/24(日)の各日13:00〜17:00(全3回コース)
専任講師 福井幸
開催場所 CO2運営事務局
受講料金 全3日間 7500円
募集定員 15名(申込締切:1/26(土))締切ました
ご確認下さい 受講いただいた皆さまのスキルアップのため、全3回への連続受講をお願いしております。
各回ごとの申込は受け付けておりませんのでご了承下さいませ。

◎映画技術講座

撮影や照明などの映画にとって必要不可欠な技術を学びます。

開催日時

  • 10月14日(日)14:00〜17:00 ●カメラ講座 講師:長田勇市 終了
  • 10月21日(日)13:00〜16:00 ●照明講座 講師:岸田和也? 終了
  • 11月11日(日)18:00?21:00 ●デジタル機材講座 講師:唐津正樹 定員に達しましたので締切りました/終了
  • 11月25日(日)13:00〜16:00 ●特殊メイク講座 講師:仲谷進? 終了
開催場所 CO2運営事務局
受講料金 各1500円
※連続ワークショップ受講者は無料

≫ 単発ワークショップ申し込みフォーム

特別ワークショップ

1回から参加可能な講座です。
今一番話を伺いたい方を招いてのゲスト講座や、子供向けのワークショップなど開催します。

◎特別ゲスト講座
「不屈の挑戦者シリーズ」

開催日時

  • 9月29日(土)17:00〜21:00 終了
特別講師 深田晃司
開催場所 CO2運営事務局またはプラネットスタジオ+1(梅田・中崎町)
定員 20名
内容 17時〜映画上映@プラネット+1。終了後休憩をはさみ、3F事務局にて深田監督を迎えてのトークを行ないます。
上映作品:深田監督作品『東京人間喜劇』(140min) 詳しくはブログで。
受講料金 2000円
? 連続ワークショップ受講者は半額
締切 空きがありましたら当日でもご参加いただけます。
  • 10月27日(土)17:00?20:00 終了
特別講師 向井康介
開催場所 CO2運営事務局
定員 20名
内容 「基本的な作劇術」

企画の立ち上げからオリジナル構成やキャラクターの作り上げ方など、映画『リンダリンダリンダ』より読み取り、脚本化する手法を学ぶ。
脚本だけでなくノベライズの執筆も担当した向井康介だから見える映像と活字の違いにも注目。
※講座当日までに『リンダリンダリンダ』(監督:山下敦弘)を観てくること。(レンタルDVDが出ています。)当日質問を受付けます。

受講料金 2000円
? 連続ワークショップ受講者は半額
締切 空きがありましたら当日でもご参加いただけます。
  • 12月2日(日)13:00〜20:00 終了
特別講師 大西健児
開催場所 CO2運営事務局、プラネットスタジオ+1(梅田・中崎町)
定員 15名
内容 「銀鉛画報会:8ミリフィルム自家現像実習講座」

8ミリ映画の基礎/裏技講座を学び、実践編として8ミリフィルムでの撮影から自家現像、上映までを体験。長編8ミリ作品『銀鉛画報会』の鑑賞も付いた、8ミリを学べるワークショップ。
撮影した作品については、後日DVDにしてお送り致します。

受講料金 3500円(カメラ貸出、現像液など一式込み)
? 連続ワークショップ受講者は2000円
締切 空きがありましたら当日でもご参加いただけます。

≫ 特別ゲスト講座申し込みフォーム

◎こども映画ワークショップ

「1分で映画を作ろう!」
小学生、中学生の皆さん、世界で一本だけの自分の映画を作ってみましょう!

昨年度よりスタートし、大人では思いつかない柔軟な発想に絶賛いただいた「こども映画ワークショップ」
今年は子ども達1人に1作品「1分映画」を体験してもらいます。
1895年、映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟が、身近な風景を約1分間録画して、人々に公開をしたことが世界最初の実写映画とされています。
原点に一度立ち返って、フレームの中をどう作っていくのか、1分間で何が表現できるのかを考え、映画を見つめなおします。
これから映画を始める子ども達にとって、映画を作るとはどんなことなのかを理解してもらうには有効な手法だと考えています。
参加者全員が監督になり自分の作品を作っていく。その過程で、映像で表現することの楽しさやコミュニケーションの大切さを経験します。
そのような経験を経て完成した映画は、子ども達にとってかけがえのない財産となることでしょう。
完成した作品は、平成25年3月に開催される「第8回大阪アジアン映画祭/インディ・フォーラム部門」で上映いたします。

開催日時

  • 11月4日(日)10:30〜17:00 終了
  • 11月18日(日)10:30〜17:00 終了
  • 11月23日(金/祝)10:30〜17:00 定員に達しましたので締めきりました/終了
開催場所 旧北天満小学校(地下鉄谷町線/堺筋線「天神橋筋六丁目」近辺)
※休憩を挟みながら行ないます。飲み物や昼食など必要なものはご持参ください。
受講料金 各2000円 保険料含む
対  象 小学校3年〜中学3年生
募集人数 各回10名(定員になり次第締切)
募集締切 各回開催日前日まで
講師 富岡邦彦清水艶高木駿一

≫ こども映画ワークショップ申し込みフォーム

講師紹介

富岡邦彦(映画プロデューサー/プラネット+1代表)

黒沢清監督作品の脚本などを経て、関西から出発した山下敦弘監督の『ばかのハコ船』『リアリズムの宿』等、長編劇映画のプロデュースをはじめ、松江哲明監督の短編ドキュメンタリーもプロデュース。大阪アジアン映画祭など映画祭のプログラマーも多数担当。香港、 韓国、中国、ドイツなど海外の映画祭や若手映画監督とも親交が多数有り。最新プロデュース作品は万田邦敏監督の『面影』(大阪ヨーロッパ映画祭で上映)。上映室 PLANET+1の代表。関西を中心に活躍する、若手映画監督の育成などにも努めている。シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)運営事務局長。
■担当:連続ワークショップ/俳優・演出ワークショップ(演出担当)、単発ワークショップ/映画基礎講座、特別ワークショップ/こどもワークショップ

唐津正樹(映画監督/KyotoDU)

在学中、大森一樹(映画監督)の研究室で映画を学ぶ。2001年〜2003年 京都国際学生映画祭スタッフとして参加。2009年横浜で開催された若手映画作家の祭典「未来の巨匠たち」で特集を組まれる。現在は京都にて「KyotoDU」の組合員として参加。他に「シネ・ドライヴ2010」実行委員、「桃まつり うそ」関西宣伝担当なども務める。第1回CO2助成作品『赤い束縛』監督。
■担当:単発ワークショップ/映画技術講座(デジタル技術講座)

深田晃司(監督)

1980年東京生まれ。大学在学中に映画美学校に入学。初監督作品『椅子』(2002年)が自主作品ながら劇場公開される。2005年に劇作家平田オリザの主宰する劇団青年団に演出部として入団。
2006年制作のアニメーション作品『ざくろ屋敷』(脚本・監督)が2008年パリの第3回KINOTAYO映画祭にてソレイユ・ドール新人監督賞を受賞。2008年『東京人間喜劇』が、ローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に正式招待、大阪シネドライヴ2010大賞受賞など高い評価を得る。続く『歓待』(2010年)では、第23回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」にて作品賞受賞。第15回プチョン国際ファンタスティック映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)受賞。第6回大阪アジアン映画祭で特集企画が組まれるなど国内外より注目を集める。2012年には映画の多様性を創出する独立映画ネットワークを目指す「独立映画鍋」立ち上げた。現在新作『ほとりの朔子』(二階堂ふみ・鶴田真由主演)の撮影を終え、来年春以降の公開に向け仕上げ作業中。
■担当:特別ワークショップ/ゲスト講座

仲谷進(特殊メイクアップアーティスト)

1992年『SPECIAL MAKE-UP & EFFECTS KID’S COMPANY』設立。
大阪を中心に映画、TV、CM、PVなど特殊メイク全般をてがけている。TV出演や特殊メイク関連の執筆もおこなっている。
大阪モード学園・メイクアップアーティスト学部、ECCアーティスト専門学校・特殊メイクアップアーティストコース、大阪デザイナー専門学校・特殊メイクアップアーティストコースの講師として指導もおこなっている。

主な作品
イベント: フェスティバルゲート 傷メイクイベント、南港O’s 特殊メイク実演・作品展示・ハロウィンイベント
造型物: エキスポランド ファンハウス 生首 造型物製作、志摩スペイン村 アルカサルの戦い 老婆 造型物製作、エキスポランド バイオハザード ゾンビ 造型物製作、東京ジョイポリス SPAWN ゾンビ 造型物製作、NHKドラマ 牛肉 造型物製作
映画: 電脳大奥 友松直之監督 特殊メイク、SUN RUN GUN ぜんじろう監督 特殊メイク、VERSUS 北村龍平監督 特殊メイク、地獄甲子園 山口雄大監督 特殊メイク、魁!! クロマティ高校 THE☆MOVIE 山口雄大監督 特殊メイク、サイコール 阿見松ノ介監督 特殊メイク、鬼殻村 松村仁史監督 特殊メイク、腐女子 監督・特殊メイク
CM: パナソニック ロシアCM フランケンシュタイン製作、エキスポランド スーパーイリュージョンCM、チョウヤウメシュ 宇宙人バンド編、グリコクルッピ お菓子職人 パペット製作、ナショナル ホットベルト アザラシ製作、HEP FIVE ミイラ男製作・河童製作、小林製薬 サカムケア 特殊メイク、小林製薬 タムチンキパウダースプレー 特殊メイク、パチンコ CRザ・リング 特殊メイク、マルハン『7のチカラ』特殊メイク
TV: 奇跡の生還者たち1〜6 事故再現ドラマ 特殊メイク、ドキュメント大救出!、奇跡の生還者たち1〜2 事故再現ドラマ 特殊メイク、世にも奇妙な2050年ニュース 特殊メイク、たけしの万物創世記 肌 特殊メイク、探偵ナイトスクープ 特殊メイク、紳助ファンド 特殊造型、ごきげん ブランニュ! 特殊造型、よゐこ部 映画研究部、NHK ヒストリア
TV出演: おはよう朝日です、屋台の目ぇ、ヒデリンが行く、なにわ友あれ 赤井英和、昼あがり どまんなか、晴れるや夢街道、テレビチャンピオン 特殊メイク王選手権1、テレビチャンピオン 特殊メイク王選手権4
執筆: 映画SF専門誌 アメージングムービー1〜2 銀河出版、特殊メイク教室 連載
■担当:単発ワークショップ/映画技術講座(特殊メイク講座)

長田勇市(撮影監督)

1950年生まれ。沖縄県出身。『がんばっていきまっしょい』(磯村一路監督/1997年)で横浜映画祭撮影監督賞を受賞。アニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に』(庵野秀明監督 /1997年)の実写映像部分や、『式日』(庵野秀明監督 /2000年)の撮影監督を担当。代表作として『夢みるように眠りたい』(林海象監督/1985年) 濱マイクシリーズ、『ファンシイダンス』 (周防正行監督/1989年)、『ウォーターボーイズ』(矢口史晴監督/2001年)、『8月のクリスマス』(長崎俊一監督/2005年)など多数の作品で撮影監督を務めている。協同組合日本映画撮影監督協会会員、社団法人日本映画テレビ技術協会員。京都造型大学芸術学部映画学科客員教授。
■担当:単発ワークショップ/映画技術講座(カメラ講座)

清水艶(映画監督/脚本)

1983年生まれ。2006年に大阪芸術大学・映像学科を卒業。卒業制作作品『シェアリング』が第7回JCF学生映画祭でグランプリを受賞。ハンブルグ日本映画祭などで招待上映される。
第3回CO2作品『ジャーマン+雨』(横浜聡子監督/2006年)では助監督を務める。
2009年度にはVIPO(映像産業振興機構)による文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」に於いて『ホールイン・ワンダーランド』を監督。主人公である5歳の少女の多様な表情を演出し評価される。
以降各地の映画祭で上映が行われている。現在関西を中心に活躍中。
■担当:特別ワークショップ/子どもワークショップ(メイキング担当)

福井幸(俳優/演技指導)

大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業。2012年、CO2事務局長・富岡が代表を務めるプラネット・スタジオ・プラスワン主催のワークショップ「C.D.A(cinema.direction.actor)」で講師を努めた。
演じる上、また演出する上でも、物語(ストーリー)を読み取ること、それを明確に提示すことの原点、しかし現在疎かにされている点を重要視した指導に力を入れている
■連続ワークショップ/俳優・演出ワークショップ(演技担当)

岸田和也(照明技師)

1967年生まれ。ビデオ撮影プロダクションを経てフリーとなり、1995年より照明を専門とするようになる。CMなどでプロとして活躍しながら関西で活躍した三原光尋、安田真奈、横田丈実監督らの作品にも参加。最新作は柴田剛監督『堀川中立売』(2011年)。
■担当:単発ワークショップ/映画技術講座(照明講座)

大西健児(映像作家)

1973年三重県出身。1995年より映画団体シネマトレインを主宰、映像製作・上映活動を展開。
10代の頃に入手した中古の8ミリカメラ(故障品)を使い映像製作をはじめ、一貫してフィルムにこだわる姿勢で8mm?35mmまで、個人/実験映画から劇映画まで幅広く作品を手掛ける。代表作に極私的8ミリ映画『焼星』『尺景』、劇映画と実験映画を融合させた長編アンダーグラウンド映画『スクエアワールド』『水槽都市』『絶頂』など。山形ドキュメンタリー映画祭やイメージフォーラム等で紹介されている。
近年はフィルムメディアの衰退を危惧し、写真家・馬渕徹と映像の秘密結社・銀鉛画報会を組織して長編8ミリ映画『銀鉛画報会』を発表。またフィルムワークショップを中心に、終焉を迎えつつあるメディアの可能性をアジりながら全国でフィルム行脚を展開中。
■担当:特別ワークショップ/ゲスト講座

高木駿一(映画監督)

1985年兵庫県出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。現・同校の非常勤講師。
短編『その秋のために』で第3回CO2オープンコンペ部門奨励賞を受賞。
第4回CO2の助成企画として制作した長編『都会の夢』はAsian Hot Shots Berlin、ハンブルク日本映画祭において招待上映される。
高嶺剛監督『PUPPET SHAMAN STAR』では編集を務めるなどスタッフとしての参加作品も多く、第8回CO2助成作品『治療休暇』には助監督として参加している。
■担当:特別ワークショップ/こども映画ワークショップ

俳優オーディション

第9回CO2助成作品合同オーディション開催

第9回CO2助成作品に出演出来るチャンス!助成3作品合同オーディションを開催いたします。完成作品は2013年3月開催の第8回大阪アジアン映画祭でプレミア上映が決定しています。

開催日時 11月12日(月) 11:00〜19:00頃予定(時間指定は出来ません)
※締めきりました。今後のオーディションに関してはブログもしくはインターン登録の方への配信でお伝え致します。
開催場所 淀川文化創造館Theater Sevenイベントホール(大阪市 十三)
申込方法 トップページにあるお問い合わせフォーム、もしくはお電話(06-6484-6268)にてお申込下さい。 ※ワークショップ等で、やむを得ず電話に出れない場合が御座います。お問い合わせフォームからのお申込をおすすめいたします。※定員を越える場合、書類審査の関係で早期受付終了の場合も御座います。ご了承下さいませ。お申込後、プロフィールシートを事前にCO2運営事務局「俳優オーディション」係まで郵送下さい。(下記ボタンよりダウンロードしてご利用頂けます。)〆切 11月7日(水)必着(当日消印有効)

スケジュール

選考と制作から上映まで

助成作品の流れ インターン活動の流れ
8月 企画募集開始
俳優・スタッフ登録受付 開始
↓       ↓
9月
10月
企画募集締切(9月15日)
説明会開催
(9月1日)

コネクト・フォーラム
説明会開催
(9月1日)

映画ワークショップ
連続ワークショップ
単発ワークショップ
特別ワークショップ

←助成作品制作

1次予備選考実施…10名通過
2次予備選考実施
参考作品提出およびプレゼンテーション
…5名通過
選考委員会実施
脚本審査
…助成監督3名決定
11月
スタッフキャスト編成→

順次撮影開始

12月
1月 完成作品納品
英語字幕作成
2月
3月 第8回大阪アジアン映画祭 開催

独立映画の不屈の挑戦者 募集!

CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)は2005年に立ち上がり、これまで全8回を通じ37人の監督作品を助成してまいりました。昨年より上映の場を大阪アジアン映画祭でのプレミア上映に移したことでより幅広い観客層に観て頂ける機会も得られたと思います。また一昨年(第7回)の助成作品『適切な距離』(2012年9月1日(土)?14日(金)連日21:00?新宿K’s cinemaにてロードショー決定!大阪・第七藝術劇場ほか順次ロードショー。)と『聴こえてる、ふりをしただけ』(2012年8月11(土)〜渋谷アップリンク、大阪・第七藝術劇場ほか。)が劇場でも公開が始まりつつあり、第8回の3作品も公開待機中です。
 今年のプロジェクトのスタートは8月からとなり、3ヶ月遅れですが無事に第9回を迎えることが出来ました。助成を受ける監督とスタッフ、俳優の皆様には、これから2013年の1月までの短期間に企画の立ち上げ、脚本執筆、ロケハン、撮影、編集と完成までを4ヶ月でこなしていただかなければなりません。ですから今年はこの短期間の勝負に賭けることが可能な不屈の挑戦者を募集することになります。助成を受ける監督だけでなく、インターンで参加していただく皆さんとも一緒に思考し不屈の精神で映画制作に立ち向かっていただければと思います。 CO2事務局長 富岡邦彦