CO2事務局です。
第62回ベルリン国際映画祭正式招待部門「ジェネレーションKプラス」(※子供たちが賞を選出するというユニークな部門「ジェネレーション」のうち、11歳から14歳の11人の子どもの審査員によって選ばれる部門)にて、 第7回CO2助成作品/今泉かおり監督『聴こえてる、ふりをしただけ』が「子供審査員特別賞」を受賞しました!

この賞はグランプリに相当する「クリスタル・ベア賞」に次ぐ、準グランプリに相当だそうです。
今泉監督おめでとう御座います!!
『聴こえてる、ふりをしただけ』は、昨年度のシネアスト選考委員特別賞と、CO2女優賞(野中はな)のダブル受賞作品です。
本年度、第8回CO2助成作品の受賞作品がどうなるか気になりますね。
3/10(土)より始まる「第7回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門」 授賞式は3/11(日)(20:40〜会場:HEP HALL)です。
第7回大阪アジアン映画祭アワード「観客賞」は、3/18(日)クロージング・セレモニー(18:30〜 会場:ABCホール)にて発表されますので、是非皆さんのNO.1作品を投票しに来てください! お待ちしております。
スケジュールは第7回大阪アジアン映画祭公式HPよりチェック!
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第7回CO2助成作品/今泉かおり監督作品『聴こえてる、ふりをしただけ』
今夏アップリンク配給により公開予定!


○ 監督・脚本・編集/今泉かおり ○ 撮影/岩永洋 ○ 撮影助手/戸羽正憲、倉本光佑 ○ 助監督/平波亘、増田和由 ○ 録音/根本飛鳥、宋晋瑞 ○ 録音助手/坂井晶子 ○ 美術協力/津留啓亮 ○ メイク/寺沢ルミ ○ 照明応援/倉本光佑、長田青海 ○ 小道具製作/村松英治 ○ 協力/斎藤慎哉、橋野順平、加藤行弘、村松英治、小原智恵、和田直人、亀岡司崇、加瀬仁美、松尾圭太、今泉力哉
● 出演/野中はな、郷田芽瑠、杉木隆幸、越中亜希、矢島康美、唐戸優香里、木村あづき、山口しおり、芳之内優花、橋野順平、松永明日香、諸田真実
CO2事務局です。
3月9日から始まる「第7回大阪アジアン映画祭」の「インディ・フォーラム部門」にて、
第8回CO2助成作品と、ワークショップで制作した短篇、こども映画教室作品を上映いたします!!
(そのほか海外インディペンデント作品や、無料トークなど盛り沢山です。)
「インディ・フォーラム部門」は 3月10日(土)〜18日(日)HEP HALL、シネ・ヌーヴォ、プラネット・スタジオ・プラス・ワンの各会場にて上映されます。
詳しい情報はこちら(PDFです)
(※トップページ右上の「インディ・フォーラム部門」をクリックしていただいても見れます。)
皆様のお越しをお待ちしております!!

| CO2初の特殊メイク講座の講師は仲谷進先生。1992年に『SPECIAL MAKE-UP & EFFECTS KID’S COMPANY』を設立し、大阪を中心に映画、TV、CM、PVなど特殊メイク全般を手掛け、大阪モード学園、ECC アーティスト専門学校 、大阪デザイナー専門学校で特殊メイクアップの講師として指導も行っていらっしゃいます。今回レクチャーしていただいたのは傷メイクです。 | |
| ■手指欠損メイク | |
| (1)続いて西村さんによる手指欠損メイク。ご自分の左手の中指に施されました。ワックスでちぎれた第二関節を造形。 | (2) 筆を使って微妙な色合いを調整します。 |
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(3)荒いスポンジで 仕上げに入ります。この間わずか10分足らず。 |
| (4) 完成。 | (5) 中指がとんでもないことになりました!!! |
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| デモの後は仲谷先生にお話を伺いました。 | |
| 高校卒業後に特殊メイクの工房に弟子入りしたという仲谷先生。最初は工房の掃除しかさせてもらえなかったそうです。掃除を完璧にするところから始めて、師匠の仕事を見て、この作業のときはどの材料を使うといったことを完璧に覚え、次第に作業をさせてもらえるようになってからは実力が付くのも早かったそうです。その後独立、1992年に『SPECIAL MAKE-UP & EFFECTS KID’S COMPANY』を設立されました。
Q:苦労した仕事はどんなものでしたか。 仲谷:一番大変なのは製薬会社の症例に合わせた傷のダミー制作です。事前に何回か会社にテストをしに行くんですけど、専門家が見て様々な意見を出してくるので持ち帰って前のメイクに足していきます。これが中々大変な作業です。難しいことを色々考えて行き詰った時に、一旦頭を真っ白にして身近なものでやってみると意外とすんなりできるんです。再度チェックを受けて「これなら大丈夫」と言われた時が一番ホッとする瞬間ですね。
Q:無茶を言われることはありますか
仲谷:昔はよくありましたが今は少なくなりましたね。貼り付けのものでも明日撮影したいと言われたり。顔型を取って、造形して、おこし直して、フォームを焼いてという工程を踏むので無茶なんですけど、つい最近もどうしてもと言われてやりました。もちろん満足できる仕上がりにはなりませんが、名前が出る以上は出来る限りのことをやるしかないですからね。 昔は徹夜仕事が多かった中で、最長16徹なんてこともありましたね。上で2、3時間ずつ交代で仮眠しながら、下の工房はずっと稼動している状態。最近は数が多いような大掛かりなものが減って、細かい依頼が多いのでそんなこともなくなりました。映画は細かいものを含めると年に2、3本やってます。 |
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| 手前の人頭は仲谷先生ご自身のダミーヘッドです。髪の毛も細かく植え込んでいます。 | |
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Q:今まで使ったへんな素材は何ですか
仲谷:ブタの腸や本物のウジですね。ウジは釣具店で売ってるんですけど、早く使わないとハエになってしまうから大変でした(笑)
Q:傷メイクで使った道具はセットにして発売しないんですか
仲谷:それはよく聞かれます(笑)。うちの会社も海外のシネマシークレットっていう商品を輸入するお手伝いをしているんですが、ドンキホーテや東急ハンズで買えますよ。それを少しプロ仕様にしたものの発売を準備している最中で、講習会なんかも考えています。 ハロウィンの時期にはパーティー用メイクの依頼もあって忙しくなりますね。東急ハンズには3000円くらいでワンパーツのセットがあるので、買った人にプラス1000円でメイクまで仕上げるといったことを学生とやっています。 ハロウィンイベントは、2010年から東京で、2011年は震災の影響で東京はなかったんですが、博多、名古屋、梅田、心斎橋でやりました。大阪人の方がノリがいいかと思っていたら、はるかに関東の方が凄かったですね。徐々に関西でも定着してきたみたいで、心斎橋で行われるイベントなんかはかなり盛り上がってますよ。 |
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Q:映画やイベント以外で、一般の人からのオファーはないんですか
仲谷:受験シーズンになると必ずあるのが、ピアスの穴を隠してほしいって依頼ですね。(会場笑)結婚式でワンポイントのタトゥーと隠してほしいとか。あとは、パーティーやイベントなんかでお金を掛けてもやりたいって人も増えてますね。
Q:今後について 仲谷:手で作ることの限界があるかもしれませんし、デジタルがどこまで発達するかも分かりませんがしれませんが、手で作るリアルな造形物の路線は今後も追及して、新しい素材や技術を取り入れながらやって行きたいと思います。
富岡CO2事務局長:昔の特殊撮影を観ても、物が実際そこにあることによって役者のリアクションが違いますからね。物がそこにある強さにはCGは勝てないと思います。 |
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| 今年のCO2助成作品でも仲谷先生の特殊メイクが登場します。3月10日(土)から始まる「第7回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門」にご期待ください! | |
| CO2初の特殊メイク講座の講師は仲谷進先生。1992年に『SPECIAL MAKE-UP & EFFECTS KID’S COMPANY』を設立し、大阪を中心に映画、TV、CM、PVなど特殊メイク全般を手掛け、大阪モード学園、ECC アーティスト専門学校 、大阪デザイナー専門学校で特殊メイクアップの講師として指導も行っていらっしゃいます。今回レクチャーしていただいたのは傷メイクです。 | |
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| ■傷メイクシール | |
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(1)まず最初はあらかじめ作っておいたシート状の傷(先生はピース呼んでいました。)を使ったデモンストレーション。アルコールで肌を拭いた後にシールを乗せます。濡れたティッシュで水を含ませシートを剥がすと、肌にシールが付着します。 |
| (2) 水を浸した綿棒でシールと肌の境目を馴染ませます。 | (3)色味を調整します。 |
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(4) 荒いスポンジに血糊を含ませて出血を表現します。 |
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(5) 完成!1から作るものと違って出来上がりにばらつきがなく、手早く簡単にセッティングできるため、数日に渡る撮影の際に活躍するそうです。 |
| ■ワックス ビルド アップ | |
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(1)今度はワックスを使った傷メイクです。アルコールで丁寧に拭いた肌にワックスを乗せ、2回に分けてスパテュラで伸ばします。肌とのブレンド、スムージングを心がけ境目が分からないようにします。クレンジングをつけてさらに馴染ませていきます。隣にある先ほどの傷メイクは、血糊が乾くとさらにリアルですね! |
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(2)ティッシュでクレンジングの油分を除去。折り目を当てると線が入るので注意します。ベビーパウダーで油分を抑え、荒いスポンジを当てることでワックスのつるっとした表面を肌の質感に変えます。スパチュラでワックスの真ん中に切り傷を入れます。 |
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(3)どんな刃物か。刃物の厚み、切れ味、角度、深さなど、刃物がどう入ってどう出たか、たくさんの要素を考慮に入れて、作っていきます。 |
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(4)平筆を使って傷の中に茶色の色味を入れます。単一にならないように入れ、傷の深さや固まった血を表します。 |
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(5)表面に一見しても分からないくらい薄く色を乗せていきます。ここではワックスが柔らかいことと、微妙な色を出すために指を使います。肌の色は相当時間がたたないと変色しないので、微妙な色合いで少しの炎症や腫れを再現します。 |
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(6)荒いスポンジに血糊を含ませて出血を表現します。血飛沫は傷口から飛んだように方向に注意しつつ飛ばします。血糊を傷口に入れすぎないことと左右対称にならないようにするのがポイント。 |
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(7)傷から血が滲み出た様子が自然に再現されています。痛そうです! |
| (8) 参加した皆さんも二人一組でトライ! | (9)それそれ好みの(?)傷と出血フォルムをデザイン。 |
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| (10) 仲谷先生にスパチュラ使いのポイントを教わります。 | (11)CO2助成監督の安川さんも参加。上手くできていますか? |
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(12) 私も、この道10年というアシスタントの西村美希さんの腕をお借りして、アドバイスを頂きながら恐る恐る挑戦! |
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(13) ワックスが肌に馴染んでおらず白っぽく浮いていますね。一生懸命ぼかしたはずの赤や青の色味は何処へ??いやー難しいです!こういった作業を基本に、様々な技法を用いてレベルの高い特殊メイクが生み出されるんですね。血まみれ映画好きにはたまらないレクチャーでした。ありがとうございました! |