2011年7月24日

レポート7/16(土)連続ワークショップ「俳優コース」

どうも、俳優コースアシスタントの久貝です。
先日の台風は大丈夫だったでしょうか??
台風って・・・
くるぞくるぞ!といいつつ何だかんだでいつも肩透かしを食らってしまいますよね。
まぁ、そんなつれないあいつも過ぎ去り、夏本番であります。
俳優コースの夏もぐんぐんきております。

今回の講師は大江崇允監督。

まずは映画「ブラックスワン」どうよ??
という大江監督の突然の投げかけから始まりました。
見た人たちはここがよかった、あのラストはちょっとなど
見てない人たちへのネタばれなど気にせず討論。

大江監督はいいました。

「狂う役をやる時にきをつけてほしい。ナタリーは役としは狂っていたけど
本人は一切狂っていなかった。芸術は本当に狂ってはだめ。
周りと物を作るということができなくなってしまうから。」

なるほど・・・。
一種の憧れがありますよね。役に食われて狂って、私こんな芝居してた
記憶ありません。みたいな。
でも、狂う役と狂ってる役者は全然別物で。
いちいち狂っていては役者を続けることや日常生活すら危ういわけです。
似てるけど全然違う。でも大切。そこ考えるの大切!という
大江監督の視点。
皆、胸に刻みつつ次のワークへ。

今回も役者はしゃべることが大切何じゃないかということで
前回やったどんなワークをやったかの説明をするというワーク。
これも毎回発見があって面白いのですが他のワークの説明もしたいので
今回は割愛させていただきます。

続いてのワークは体を使って感情を表現するというもの。
まずはべたっと脱力して座り込みます。
そこから、喜怒哀楽のどれかの感情を基点にして立ち上がって
最後に手を上げるというワーク。

ただし、顔は無表情で。

見ている人たちはどの感情でやっているのかを当てます。
時間が止まったように見る方もやる方もぐーっと集中していきます。
言葉と表情がない状態で感情ってどう表現するんだろう??
と見つめていると・・・
普段は気にしない手の動きや体の傾き、腕の位置で
怒ってるかも!いや喜んでるなこれは。
とむくむくと想像できてくるんですね。
思った感情と実際の感情が違うことも多かったですが。
それはそれで感情を体で表すってどうしたらいいのかという
実のある疑問となりまたまたむくむくと思索しつつ見つめるという
静かな時間でありました。

大江監督はおっしゃいました。

「感情を体のどこで感じる??体のどこから上がっていく??
感情がどう立たせていくのかを感じながらやってほしい。」

体と感情。密接な関係のはずが芝居をしていると
なんか体置いてきぼり・・・的状況に遭遇することは
多々あります。台詞を体で表現できていたのかどうか。
体、大切。と今更ながら愛情が込み上げてくるワークでした。

さらに続いてのワークは
エレベーターが突然止まり真っ暗闇になる。
その中で声を出さずに動いてその空間を遊ぶというものでした。
言葉で説明しづらく・・・できれば見てほしいという感じなんですが
つまりは、お互いが見えている状態で
見えていないという芝居をしつつ
動き回るという遊びです。
最初はみんな要領が掴めなくてなんかぎくしゃくとしていたのですが
なれてくると色々と挑戦し始め
笑いが生まれてくるという場面もでてきました。
なんか、ドリフみたいな感じです。

大江さんはおっしゃいました。

「引きの絵で撮りたい時に空間の使い方やアンサンブルができる
役者がいるとありがたい。引きの絵で勝負できる俳優になってほしい。」

アンサンブルって難しいんですよね。
自分の考えてることをどう伝えるか。
相手の考えていることをどう読み取るか。
どんな場面でもそうですが、やはりコミュニケーションが
芝居をする上で大切なキーなのだなとあらためて感じました。

こんなわくわくワーク、あなたもやってみませんか??
どうぞどうぞ、こちらへどうぞ。